【続編】ウォームアップの効果 | トレイルランニング ミドルコース完全攻略策!完走タイムを急激に縮めることができる究極の方法

トレイルランニング ミドルコース完全攻略策!完走タイムを急激に縮めることができる究極の方法

今、人気急上昇中の「トレイルランニング」についてのあるある情報やミドルコースの完走タイムを急激に縮める究極の方法をアップします。最近は自然に触れながら体力増進やダイエットができることから若者~中高年の方がフィットネス感覚で楽しんでいます!

んにちは!




前回の記事の続編になります!!!
寒い季節ほど、W-UPの重要性を感じます。


実際にどのような動作をどれぐらい行えばよいのか?

そして時間はどれぐらい?

その効果の持続時間は?


といった疑問について詳しく解説していきます!




まず、ウォーミングアップの目的についてですが、


●体温を上げる

体温が上昇することで血液の循環がよくなり、
酸素の取り込みがスムーズになって、
身体の協調性を高めることができます。
いきなり走り出して脇腹が痛くなることがありますが、
これは横隔膜の酸素不足が原因であり、
W-UP不足の信号ともいえます。


●柔軟性を高める

体温が上昇することによってある程度の柔軟性が確保でき、
さらにストレッチングを行うことでより
可動域を高めることができます。


●各スポーツで必要とされる動作の予行練習

これから行う動作を予行練習しておくことで、
本番動作の反応を高めることができます。
脳だけで理解するのではなく、体にも

「これからこんな運動するよ」

と教えてあげることで、急激な動作による傷害も防ぐことができます。


●心肺機能の準備

心肺機能は筋肉と同様に、急激な運動にベストな状態で対応できません。
自動車などのエンジンに例えるなら、アイドリングが必要だということです。
いきなりフルアクセルでは人間も車も壊れてしまいます。
一度は心拍数を通常以上にし、心肺機能を激しい運動に順応させましょう。


●集中力を高める

W-UPを行うことによって、身体的準備はもちろんのこと心理的準備
の効果もあります。これから試合や練習だという気持ちの切り替えや、
チーム全体,各個人で気持ちを高めたり静めたりと、心理的な調節を
するのにいい時間帯となります。


●コンディションの把握

W-UPの時間内でその日の体調を把握し、
試合や練習開始までの時間で調整します。
また、調整は体調に限ったことだけではなく、
ピッチや天候などの環境のコンディションも
把握するようにします。



次にW-UPをすることで、
身体の中で起こっている
ことのお話をします。
少しマニアックな話になるので、
さら~っと読んでみえてください。


運動と酸素の関係って知ってますか?


筋収縮(運動)のエネルギーは、

有酸素エネルギー
無酸素エネルギー


この2種類があります。
有酸素エネルギーの最大値は、その人が
1分間に体内に取り入れられる酸素の最大量
によって決まり、運動の強度が強すぎない限り、
必要なエネルギーは主に有酸素エネルギーによって
まかなわれます。

しかし、安静状態からいきなり主運動を始めてしまうと、
酸素摂取がスムーズにいかないために、不足した酸素分を
無酸素エネルギーで補うことになります。

逆に、適度の予備運動を行っている場合には、
運動初期からの酸素摂取が容易になって、
運動中に利用できる有酸素エネルギーが増加します。

これはエネルギーを効率よく利用することで、
無酸素エネルギーの余計な消費を防いでくれています。


この知識がついたところで!

ウォーミングアップの強度について解説します。



W-UPをどのくらいの強度でやったらいいの??

というのは、なかなか難しい問題ですが、
効果的に行うには実施する強度が重要な要素になります。

W-UPは運動初期からの酸素摂取をスムーズし、
有酸素エネルギーの利用を高めますが、
この効果は高強度であるほど大きくなります。

しかし、強すぎるW-UPが当然いいわけではなく、
過剰なアップは多くの無酸素エネルギーを消費し、
結果的に両エネルギーとも十分に発揮できなく
なってしまいます。

かといって反対に、
無酸素エネルギーをまったく使わないような
軽い運動がいいわけでもありません。

ある程度強いW-UPを行うと、
血中乳酸濃度が少し高められることで、
運動中の血中乳酸濃度の増加が抑制されます。


つまり、この反応を有効に利用すると、
効果的なW-UPが行えるということです。

これは残念ながら具体的な数値にして、
どのくらいの強度とは提示することができません。


なぜなら、個人差が幅広い範囲であります。
ですが基本的には、中程度の運動強度が好ましい
という感覚でよいと思います。


気になる、、ウォーミングアップ効果の持続時間

研究によると、ウォーミングアップ効果の持続時間は
時間が経過するにつれて減少し、1時間の休憩を挟んで
しまうとほとんどが消失してしまうそうです。

したがって、W-UPの効果を十分に利用するためには、
終了後にできるだけ速やかに主運動を行うことが
望ましいといえます。

しかし、30分程度までの休息であれば、
その効果は軽度の減少ですむので、
30分以内を目安に主運動を開始させましょう。

また、待ち時間が発生してもしなくても、
ストレッチングや軽度のエクササイズ,
衣服の着脱など、体温の急激な低下防止に
努めることが大切になります。

========================
①最適なウォーミングアップの構成方法

全員でどんな状況でも毎回同じW-UPをする時代は、
すでに終わっています。

これは日本特有の団体行動における歴史的概念のなごりであり、
結束を高めるメリットもありますが、執着することもありません。


②最適な時間の設定方法

具体的に何分間行えば十分とはいえません。
どのような状態においても、
できるだけその日の様々なコンディション(体調,環境,気候)
を考慮しながら行うようにします。


トレランのようなアウトドアスポーツでは、
天候やピッチコンディションによっても質量が異なりますが、
予想される展開(練習の場合はその内容)によっても変化を
つけなくてはなりません。

なので、開始前までに心身共にピークにもってこれるように
するとよいでしょう。
==========================




ここからは、

「ウォーミングアップの手順」

についてお話します


W-UPには明確な決まり事はなく、
ある程度の流れと目的から逸脱していなければよいのです。

流れ自体も複雑なものではなく、内容もとくに変わったものを
行う必要はありません。



===ウォーミングアップの手順===

【①ランニング→②静的ストレッチング→③動的ストレッチング】

①ランニング

人間の体は運動を開始すると、呼吸,循環器機能が高まって
酸素摂取量が増大し、運動開始から約5分後がピークと
なって以降は安定します。
また、深部体温が高まることで、
後に続く静的ストレッチングの効果も高めます。


②静的ストレッチング = 一般的な伸張状態を保つストレッチング

目的は筋肉の伸張と弛緩を行うことと、
ROM(関節可動域)の確保です。
トレランの動作は速い動きや細かい動きを伴うので、
筋肉は緊張と弛緩を繰り返しています。
従って、弛緩させるべき場面でしっかりと弛緩されないと、
筋肉に与える負担は大きくなってケガを発生させてしまいます。


③動的ストレッチング = ブラジル体操やジャンプ,スキップ系の動さ

静的なストレッチングだけでは、
筋温の上昇が不十分といえます。


==========================



最後に、
W-UPというのは、運動を効果的に始めるための運動となります。

時間的にはそれほど長い時間とはいえませんが、
その後の身体動作を左右する重要な時間です。

また、短い時間だけに色々な要素が集約されており、
最適なW-UPは毎日異なります。

W-UPに限ったことではありませんが、
大切なことは自分のパフォーマンスについて考えることであり、
どうすれば最善なのかを模索することです。

なんでも考えながら行うことは重要と知りつつも、
とくにチームスポーツなどでは団体行動に流されてしまい、
つい考えることを忘れてしまいます。

よく聞かれる話ですが、、、
プロで活躍するような選手は、卑屈なくらい
指導者に練習の意味や理由を聞いてきます。

そして、自分で判断して練習の真意を理解しようとします。

そうすることによって、自然と自分の中の自分と相談や会話をし、
すばらしい技術を習得して活躍しているのでしょう。

これらの「考える」ということは、
少しでも技術向上や勝利を望むのであれば必要なことです。

なんとなく終わってしまうW-UPと、
色々と考えながら行うW-UPでは
歴然の差が出るのは明確といえるでしょう。



最後まで読んでいただきありがとうございました。




=============================

あっという間に年末ですね..
2015年度大好評だった

「トレラン完走に向けて絶対に知っておくべき食事法」

本当にありがとうございます!!


ある女性から、質問がありました。

「気になりますが、
クリックしたらお金かかりますか?」


安心してください、、
無料で提供しております!


本屋さんでペラペラ~とめくる感覚で
受け取ってみて下さい。

意外とハマるかも~^^


あなたがいつまでも元気に走ることができるように!



是非下記から受け取ってください。


>>こちらをクリックして受け取る<<






=============================