娘のこと
息子にはお姉ちゃんがいます。2018年4月生まれの4歳児
0歳から保育園に行き、去年の4月から幼稚園に入り、現在年少です
寝返り3ヶ月、お座り6ヶ月、捕まり立ち6ヶ月、ハイハイ6ヶ月、独歩10ヶ月、発語は1歳過ぎでしたがそこからが早かった
聞き取れないようなことはなく、すぐに大人と会話ができるようになりました。遅かったのは歯くらいで、一時期お昼寝が下手でしたがすぐに上手になって夜もよく寝る子でした
5ヶ月で離乳食のヨーグルトでアナフィラキシーショックを起こし、目はパンパンに浮腫み、声をかけても無反応、喉もヒューヒュー鳴っていました
病院についた頃にはおさまっていましたが乳製品は完全除去。血液検査で陽性なので、卵も家では食べない方がいい、おいおい負荷試験で確認していくのが安全と言われ、卵乳は完全除去というスタイルで離乳食は進めました。
実はその時小麦も陽性で、まさか全部アウト
と冷や汗ものでしたが、一番低いクラスだったのですぐに負荷試験をして確認、一定量は食べられたので家で増やしていって解除となり、アナフィラキシーを起こした乳製品も2回の負荷試験を経て3歳前に解除になりました。
その後の負荷試験で初めて固茹で卵黄を食べた娘。直後は一見大丈夫そうでしたが機嫌が悪く、約2時間後小さな水ぶくれのようなものが出て赤くなり、かゆくて泣き出しました
皮膚の薄いところから順番にみるみるうちに真っ赤に
点滴でお薬を入れてもらい、収まってから帰宅しました。
今まで合計4回卵で負荷試験をしましたが、卵黄は2.5gまで、全卵にいたっては0.5gをクリアできていません
症状は眠気、血圧低下、激しい腹痛です。今は皮膚症状が出ないので一見分からなくて余計怖いです。
先生曰く、大きくなるにつれて治っていくグループには入れない。おそらく大人になっても治らないと思う。今後負荷試験や舌下免疫試験をやっていくゴールは、食べられるようになることじゃなく、間違って食べても万が一のことにならないようにすることだ。と言われています
そっか…この子は一生食べられないものがあるのか…
オムライスも卵焼きも、シュークリーム、普通のケーキも、たこ焼きもカルボナーラも、食べられないのか…
子供ができたとき、卵焼きはだし巻きが好きかな、甘いのがいいかな、とわくわくしたなぁ
作ってあげられないんだなぁ
私のせいだろうか、私自身小児喘息っぽかったし、今も花粉症だし遺伝なのかな
生後2ヶ月でひどい乳児湿疹になったせいかな
いろいろなことを考えてしまいましたが、ただ落ち込むことしかできませんでした
しばらくは卵乳除去だったので外食もほとんどできませんでした今は含まれるアレルギー品目を聞けば調べてくれるお店や一覧を公開しているお店がたくさんあるので、恵まれているとは思います。幸いコンタミネーションで発症したことはないので、卵除去だけになった今は外食にもよく行っています。食べられるものはかなり少ないですが卵乳だったことを考えれば、よかったーと思えています
アレルギーの対応はお店によって本当に違いますよね。
大変ですねと一覧を見せてくださるお店や、これを抜けば大丈夫ですよ！と親切に対応してくださるお店は本当にありがたいです
お忙しいのに申し訳ないとは思いますが、聞かなければ食べさせられないので、聞けそうにないなぁというお店には基本的に行きませんが、アレルギーがあるなら何も頼まないでください、と言われると悲しくて娘に申し訳なくて苦しくなります
想像以上にアレルギーって他人事なんだなと思ったのは、保育園でアレルギー食材誤食事故のニュースのコメント欄に、『アレルギーなら保育園に預けるな』『本当にアレルギー児を預かるのは嫌だ』『そこまで保育士のせいにされたら保育士が居なくなる』『アレルギーなら弁当を持たせろ』『完全に誤食を防ぐのは無理』といったコメントがものすごく多かったからでした。震えました
本当に震えました命の問題なのに。それほど大多数にとっては身近な問題ではないんだと思い知らされました。
本人は何も悪くないのに、誰のせいなんだろう。
やっぱり私かなごめんね娘
常に最新版は確認していますが、ここはアレルギー教えてくれるよ、こんな感じだよとブログで書いてくださる方々の情報をよく参考にさせていただいているので、どなたかの参考になりそうなものがあれば書いていけたらなと思います
あとはきょうだい児である娘について思うこと、今後娘が弟のことを理解したとき、どう思いどう考え、どう受け入れていってくれるのか、そのとき私たち親がどうしてあげられるのか、思うことがあれば書かせてください。
また長くなってしまいました
読んでいただきありがとうございました