◆ザ・ペニンシュラ ロンドン、ロールスではなくベントレーを選んだ理由とは

 ゲストの送迎用に「ベントレー ベンテイガ ハイブリッド」を4台オーダー!

 これらのクルマは、ペニンシュラの厳格なルールのもと、ベントレーのビスポーク部門であるマリナーの職人たちによって製作された。エクステリアのボディワーク、ルーフレール、ブライトウェアはペニンシュラグリーンで仕上げられ、2ピースのコーチラインはハニーで繊細に仕上げられている。フロントドアには控えめな「ザ・ペニンシュラロンドン」のグラフィックがあしらわれ、ウェルカムランプは、ドアを開けると「ザ・ペニンシュラ」のロゴを地面に映し出す。

 ペニンシュラと聞くとロールスロイスを思い浮かべる方も多くいると思う。東京のペニンシュラではファントムが送迎車として採用され、1934年製ロールスロイス・ファントム II もウェディングクルーズ専用の車両として待機する。

 ロンドンがベンテイガハイブリッドを採用した理由の一つは、ロンドン市内が大気汚染対策のために超低排出規制区域(Ultra Low Emission Zone)を導入し、2023年にそのULEZの範囲が拡大されたためであろう。

 現段階でペニンシュラの求めるラグジュアリーとサステイナビリティを両立できる唯一の車はベンテイガハイブリッドだけだったのだろう。


https://news.yahoo.co.jp/articles/b9f5b72e10d6a98399966a2af18dcf183f5f6748