◆7月の車名別新車ランキング 「N-BOX」が軽自動車首位、乗用車首位は「ヤリス」

 登録者ベスト10
1位 「ヤリス」 1万8854台(前年同月比100.9%)
2位 「カローラ」 1万2792台(同98%)
3位 「シエンタ」 1万2489台(同561.1%)
4位 「ノア」 9736台(同194.3%)
5位 「プリウス」 9206台(同403.6%)
6位 「ヴォクシー」 8661台(同214.7%)
7位 「ノート」 8357台(同99.8%)
8位 「セレナ」 8066台(同126.8%)
9位 「アクア」 6571台(同127.1%)
10位 「フリード」 6043台(同110.6%)

 軽自動車ベスト10
1位 「N-BOX」 1万7919台(同104.8%)
2位 「タント」 1万255台(同158.1%)
3位 「スペーシア」 9804台(同115.5%)
4位 「ハスラー」 8189台(同152.8%)
5位 「ムーヴ」 6791台(同78.3%)
6位 「ワゴンR」 6063台(同89.6%)
7位 「アルト」 5519台(同108.1%)
8位 「デイズ」 4336台(同113.1%)
9位 「ミラ」 4301台(同156.9%)
10位 「ルークス」 4033台(同65.1%)


https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1521834.html


◆7月の普通トラック販売42%増の5645台。日野「不正行為に伴う影響は残る」

7月の普通トラック(積載量4トン以上の大型・中型トラック)の販売台数は、前年同月比42.0%増の5645台となり、5カ月連続で前年同月を上回った。前年同月は半導体をはじめとする部品供給不足や、日野自動車のエンジン認証不正による生産停止で低迷し、その反動が出た。

企業別ではいすゞが前年同月比68.0%増、三菱ふそうが同52.5%増と大幅増加。日野、UDトラックスも前年同月比で増加した。

日野は型式指定の取消処分を受けた「A09Cエンジン」搭載の大型トラック「日野プロフィア」の出荷を2月に再開。直近4カ月(4-7月)では前年同期比で増加に転じた。

日野は一部の中・大型トラックに搭載するエンジンの認証再取得の見通しが立っておらず「不正行為に伴う影響は残る」とする。その一方、需要が他社に流れた事例は限定的という見方もある。


https://newswitch.jp/p/38004



◆「2030年には20倍」爆増する"車が持つデータ"にどう対応?

通信最大手AT&Tが見据える未来。通信企業が果たす役割は増大。今後の課題は多い

2030年には「コネクテッドカー」が世界で25億台に達し、車1台あたりの月間データ使用量は2022年比で20倍の100GBになるという。データ量の増大に対し、新たな商機を得ているのが通信会社だ。

6月に開催されたオートテック・デトロイト2023は、車をソフトウェア側から考えようという技術展だった。このイベントのメインスポンサーはAT&T、ベライゾン、Tモバイルという米国を代表する3つの通信会社。

AT&Tは現在、米国内では、ルーシッドモーターズのEV「ルーシッドエア」、米衛星ラジオのシリウスXM、フォード5Gなどと提携し、同社の高速インターネット、データサービスを提供している。また、単体としては最も多くの世帯に通信サービスを提供する企業でもある。

今後はビデオストリーミング、インターネットニュースの車内ブロードキャストなどが増え、2030年以降は飛躍的に増大すると予想されている。

さらに2030年にはEV比率が世界で22%に達し、その総数は4000万台となる。また部分的に自動運転(ADAS)を採用する車は8500万台、うち20%がレベル3以上の条件付き完全自動運転となる予測だ。

こうなると車のコネクティビティー(接続性)、つまりどこにいても通信機能サービスを受けられる車であることが消費者にとって最低条件となる。いくら早い通信速度を提供されても、場所によって通信が途切れればサービスをフルに受けることが不可能となる。

増大する需要に応えるため、AT&Tでは過去5年間で1,400億ドル以上のワイヤレス、ワイヤラインへの投資を行っている。AT&Tのネットワークを利用するコネクテッドカーは2022年に6200万台に到達した。現在米国内のコネクテッドカーの80%以上が、 何らかの形でAT&Tのネットワークを埋め込んだデバイスを使用している。

今後、利用者は自分の行動範囲を考え、どの通信会社がより広大な提携ネットワークを持ち、自分が利用するサービスを国外でも利用できるか、あるいはペイパーサービスで欲しい機能を利用できるかを考え、キャリアやサービスを選ぶようになる。ビジネスを勝ち取るためには広範なネットワーク作りが欠かせない要素になるのだ。


https://news.yahoo.co.jp/articles/e08787032262089a8a8c61288fd224796e56c7e5