EVERYBODY'S TALKIN'/噂の音楽四方山話

60年代~70年代の洋邦楽、ジャズ、クラシックの個人的に好きな曲のみをご紹介いたします。また自分のライブハウスでの弾き語りなどの情報、その他の趣味なども。


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今回は「篤姫」の音楽を中心とした吉俣良氏のご紹介


吉俣 良(1959年9月6日生まれ)は作曲家・編曲家・プロデューサー。現在放映中の大河ドラマ「篤姫」の音楽を担当している。このドラマは言うまでもなく鹿児島が舞台なのだが、彼も鹿児島出身。「桜島を思い出しながら書いた」「篤姫」のテーマも大人気となっている。
 経歴で面白いのは横浜市立大学商学部在学中に「美空ひばり」のバックバンド(キーボード担当)を勤めていた点。この経験が彼の音楽に大きな影響を与えていたに違いない。その時の経験をテレビで語っていたのを聴いたことがある。


「美空ひばりさんはとにかく耳が良く、私がキーボードの音色をほんの少し変えて演奏したら、演奏後、「吉俣君、勝手にキーボードの音色変えないでね」と言われた」そうである。その音色も例えば、キーボードのソロパートの音色を大胆に変えたのなら、素人にも分かるだろうが、バックの他の楽器も同時に鳴っている部分をほんの少し変えただけだったそうで、この話を聴いて、今回の話とは随分逸れるが「美空ひばり」の耳の良さ、凄さも分かったしだいである。

では「篤姫」の本題に入る前に以前に作られた音楽のCDを1枚後紹介


NHK連続テレビ小説「こころ」オリジナルサウンドトラック/TVサントラ
¥2,100
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吉俣氏の作品はまずこの曲でお茶の間で知れ渡ったのだった。

では本題。

「篤姫」オリジナルサウンドトラック/TVサントラ

  

 さてこのサントラアルバムだが、全編管弦楽編曲が施され、時にピアノやアコーステック・ギターのソロが聴ける、ジャンルを敢えて指定するならば、ニューエイジ音楽というものにあたる作品となっている。吉俣氏は「篤姫」の為にこれまでに60数曲をこのサントラの為に作曲し、今後も何曲か追加で作曲するとのことだが、取り合えず6月末までの放映分からより抜かれた26曲を収録したと思われる。というのは、7月に入ってから使われたロック調の曲の大久保正助が「鬼になる」と言ったときに流れたものが収録されていないからだ。


 アルバムは当然のごとくメイン・テーマから始まる。前述のように、吉俣良氏がしばらく生まれ故郷の鹿児島に帰省して「桜島」をもう一度ゆっくりと眺めながら、ふつふつと湧き出したメロディーをこの名曲に仕上げたものだ。昨年の「風林火山」も良かったが、こちらも秀英の出来。長く愛されるテーマと思う。

 以下個人的に印象的な作品を掻い摘んでご紹介したい。

1. 篤姫(メインテーマ)
2. 吉左右
3. 篤と
4. つつぐれのとき
5. 火の穂
6. そでのしぐれ
7. ふとか山
8. 良し
9. 蕊
10. 嫋嫋
11. 戦ぐ花
12. 於一咲む
13. 御侠
14. みふゆつく
15. 素意
16. 遮蔽
17. 玉響
18. 正鵠
19. 瑞雲
20. ひたあを
21. 雲の路
22. 一葉知秋
23. 水の葉
24. 里の緒
25. 驀地
26. すずしろのはな

 3.は「篤(とく)と」というタイトルなので篤姫のテーマと思われるこの作品は、タイトル・テーマのなかでも聴かれるメロディーが微妙に変奏され美しく描かれる。


 4.は初めてこのアルバムを聴いた時点で「聞き覚えのある曲」として印象に残っているので、何度も使用されているメロディと思われる。ピアノも加わり実に美しい。


 5.は状況が変わり緊迫した場面に使われる曲のようだ。
 その後は、桜島をテーマにしたと思われる7.,ピアノソロで歌われた後、美しく発展する8.、不気味、且つ不安な時には良く聴かれる11.などはやはりサントラでは欠かせない存在、このメロディーがタイトルどおりリズムを刻み「戦ぐ花」となる。


16.、17.もやはり不吉、緊張感といった言葉を思い起こす。但し17.はやがて優雅なメロディ、しかし少し冷ややかなものに変わる。


しかし最もメロディ的に印象深い曲は何といっても18.だろう。少しフラメンコ・タッチで時代劇の音楽に似合わないと思われそうだが、劇中のシーンにこの曲が非常に旨く使われているので、そんな違和感は無い。個人的にはテーマ曲と同じくらい重要なそして、素晴らしい出来と思う。


リズムが印象的な20.もキーポイントで使われている曲だ。ピッチカートが中々優雅。
アルバムの終わり間際22.、23.、24.と立て続けに良く現れるメロディーが続きついで現れる25.はタイトル通り、「意を決意した時などに使われる、勇ましい曲。まさに当番組のサブ・テーマのように響く。


そして26.で終了。この曲をピアノソロにアレンジしたヴァージョンを先日テレビで自らのピアノ独奏で披露していたところをみると吉俣氏のお気に入りの作品なのだろう。


 以上でご紹介を終るが、最後に吉俣氏の他の代表作を少しだけご紹介しておく。この中で特に有名なのは「篤姫」と同じ冒頭でも述べたNHKの朝ドラ「こころ」だろう。


 


2002年
ロング・ラブレター~漂流教室~(フジテレビ)
2003年
こころ(NHK)
Dr.コトー診療所(フジテレビ)
2004年
プライド(フジテレビ)
2005年
飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ(フジテレビ)
2006年
Dr.コトー診療所2006(フジテレビ)
マチベン(NHK)
2008年
篤姫(NHK)
薔薇のない花屋(フジテレビ)

映画
冷静と情熱のあいだ


アルバム
Colorless (2006年12月27日)
NHK 2008年度大河ドラマ「篤姫」オリジナルサウンドトラック (2008年2月20日)




これは天璋院晩年の写真

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