皆さん、こんばんは!ヽ(´▽`)/


 本日も昨日に引き続き「帯状疱疹ワクチン」について書きたいと思います。


 帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)と同じウイルスが原因で、成人の9割以上がウイルスを保有しているとされます。加齢や疲労により免疫が低下した時に、ウイルスが再活性化して引き起こされることが多いようです。


 発症する人の割合は70歳代が最も高く、80歳までに約3人に1人が発症するといわれます。重症化すると神経の損傷による痛みが長く続いたり、まひが残ったりする恐れもあり、希望する高齢者の接種を後押しする意義は大きいと思います。

 定期接種は、主に感染症から国民を守り、社会でのまん延や個人の重症化を予防するため、法律に基づいて行われます。実施主体は市町村であり、各地で円滑に始められるよう準備を進めていくことが大切です。

 予防ワクチンや病状の正しい知識の周知も欠かせません。専門部会は、ワクチンの有効性や安全性、費用対効果などについて科学的知見を踏まえて、今回、接種対象などを設定しました。対象者が効果などを十分に理解した上で、接種できるようにしてほしいものです。