皆さん、今晩は!(/・ω・)/

 

 初めに「詐欺の電話にご注意を!」についてお読みください。

 

 『伊勢崎市にお住まいの方から「詐欺の電話がかかってきた」との相談が寄せられました。
 

内容は、「セキュリティーセンターを騙る者から、あなたにはサイト利用料金の未納がある。

 

相手の会社から訴訟を起こされている。費用を支払えば解決できる。支払った費用は問題

 

が解決した後に返金する。今からコンビニでギフトカードを購入し、ギフトカードの番号を教え

 

てほしい」という電話が携帯電話にかかってきたというものです。

このような内容の電話がかかってきた場合には、焦らず落ち着いて決してひとりで判断せず

 

に、家族や警察に連絡してください。

詐欺の被害にあわないためには、知らない番号からの電話には出ないことや、固定電話で

 

あれば常に留守番設定にしておくこと、万が一知らない番号からの電話に出てしまい、お金

 

に関する話が出た際はすぐに電話を切るようにしてください。
 

また、不審な電話がかかってきた際にも警察に連絡して下さい。

                               【伊勢崎警察署】 0270-26-0110 』
 

 

 

 さて、 「お父さんに似てきたね」。久しぶりに会った親戚や知人に最近よく言われませんか。

 

まんざらでもない半面、老いを感じて胸中は複雑になります。白髪が目立ってきました。人の

 

名前が出てこない。いずれ誰の役にも立てなくなるのでは……。と、不安は尽きません。

 

 

 沈む心に光明が差したのは、植物学者・稲垣栄洋氏の一言でした。「未来を作るのは、年寄

 

りである」。『生き物が老いるということ』(中公新書ラクレ)でそう断言する氏は、老いを次のよ

 

うに読み解いています。

 

 

 弱い生き物の人類が厳しい自然界で生き残るには、年配者の経験と知恵を必要とした。彼

 

らを大切に守る集団は力を付け、発展を遂げていく。年を取って長生きすることは人類にとっ

 

て進化の帰結であり、いわば“最強の生存戦略”だった。

 

 

 私たちの祖先は、老いることを自ら勝ち取った。それは、決して過去に生きるためではない。

 

「『次の世代』である子どもたちや若者たちのために生きる。『次の時代』という未来のために

 

生きる。それが『老人』の生き方である」と。

 

 

 老年期。若い頃の姿形とは確かに違っています。しかし、それが、次の世代と時代のために

 

悔いなく尽くした証しであるならば、誇りに満ちた命の輝きが、にじみ出ないはずはありませ

 

ん。