日本200名山【御在所岳】1212m | 温泉巡りと登山

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当面の目標は関西百名山の制覇!

【三重県・滋賀県の山】

7:50駐車場(標高710m)→8:10登山口開始→(表道経由)→中登山道口(標高520m)→(中道経由)→ロープウェイ山上駅→(ロープウェイ経由)→御在所岳山頂(標高1212m)→下山開始→(一ノ谷新道経由)→中登山道口→(表道経由)→15:40駐車場

以前から登ってみたい山であったがなかなか訪れる機会が無かった。今回は妻から御在所岳麓にある【湯の山温泉】の風呂に入りたいとの要望があったのでセットで訪れてみた。自宅を6:00に発ち、第二京阪・京滋バイパス・新名神そして鈴鹿スカイラインを経由して御在所岳に到着。鈴鹿スカイライン沿いの登山口付近には路駐の車で鈴なりだったが、私達が停めた正規の駐車場はスカスカに空いていた


スタート地点の駐車場


駐車場から表道を経由して中登山道口まで向かう。中登山道口からは【中道ルート】と【一ノ谷新道ルート】の2つのコースの分岐点となる。当初の予定では一ノ谷新道を経由して山頂まで登るつもりだったが、他の登山者達は皆中道の方向に向かっており一ノ谷新道への登山者は皆無。それに釣られてうちら夫婦も中道ルートを登ることにした

駐車場から表道を経由して…

中道登山口の分岐点に到着

中道ルートを登ることにした


中道ルートは展望や奇岩など見所が多い人気のコースで、途中渋滞するくらいに混み合っていた。スタートからしばらくは花崗岩のサラサラとした砂礫が続く。勾配もありよく滑るが、足下のステップがしっかりしているのであまり難儀はしない。30分程砂礫地帯を進むと次は御在所岳の象徴である奇岩地帯になってくる

花崗岩の砂礫が続く



途中に望む御在所岳。まだまだ遠い…


ロープや鎖・木の根を掴みながら岩場を進み、名所の奇岩【負ばれ石】【地蔵岩】を越えると最大の難所であるキレット(岩の割れ目)が現れる。人生初のキレット経験である。前の人の降り方を真似しながらだったので無事通過出来たが、これが単独だったらどうやって降りたらええんやろか…と難儀したと思う。今後チャレンジするであろう【日本アルプス】の岩場がクリア出来るのか不安になってくる

負ばれ石

地蔵岩

最大の難所のキレット

下から見たキレット


岩場地帯を進み、中登山道口から2時間少々でロープウェイ山上駅に到着。ここのレストランで昼食を済ませビールを飲んでホッと一息。結構疲れたからか酔うのも早かった。ただし御在所岳山頂はここロープウェイ山上では無く、もう一山越えた先が一等三角点のある山頂となる。軽く酔ったこともあって山頂までの歩きがちと面倒臭くなり、レストランから山頂までは併設してあるリフトを使うことにした。リフト利用料は往復600円

もう少しでロープウェイ山上駅



ロープウェイ山上駅前の広場

山上駅併設のレストラン

山上駅から山頂まではリフトを利用


案外あっさりとした山頂でしばらく身体を休めてから下山開始。下山コースは一ノ谷新道ルートとしたが、これが結構厳しかった。中道ルートと同じく花崗岩の砂礫や岩場の続く道ではあるが、メジャーな中道と違いこちらは滅多に人と出会わないルートだけにロープや鎖の本数も少なく、足下も不安定なのでかなり緊張の続く下りであった。道中にある看板を見ると一ノ谷新道は【中級者以上】のコースらしい。明らかに一般レベルのうちら夫婦にはハードだった。このハードな下りのおかげで翌日の筋肉痛へと相成った…。道中で咲いていた可愛らしいお花(名前不明)が唯一の救いであった

山頂

一等三角点

望湖台からの景色

一ノ谷新道での下山開始

ハードな一ノ谷新道の下り





可愛らしいお花が唯一の救い


山頂からの下り2時間弱で中登山道口に到着。各登山マップの予定時間を見ると通常1時間半程らしいがうちらでは無理だった。そこから表道経由で無事駐車場に帰着。下山後は湯の山温泉【グリーンホテル】にて登山の疲れを癒した。下山後にうちら夫婦で同意したのは、一度登れば次はもうええか…ということ。御在所岳名所の奇岩も一度見ればお腹一杯で、なによりどのルートでも下りが厳しいのがちょっと…というところ。次に鈴鹿山脈に登るとしたら藤原岳を目指すことにする