安全地帯のライブの魅力にハマった僕はその後、玉置浩二のソロ活動のライブに毎年行く事になる。安全地帯のメンバーがソロのサポートをしていたりもしたけど、やっぱり安全地帯のライブを見たいなぁとは思っていた。なにしろ初めてライブを見に行ってすぐに活動を休止してしまったのでその思いはより強まっていた。
その後のライブは親とは行かなくなった。当時は今のようにヘルパー制度はなかったので、ボランティアで一緒にライブに行ってもらえる方を募集したところ、知り合いの人の中で玉置浩二ファンの人が一緒に行ってくれることになった。いとこの兄貴や女性の友人も何人か行ってくれた。
女性の友人とライブに行くときはトイレの介助はどうするか?という問題があった。でも何とかなると思っていた。映画を観に行く時は映画館のスタッフの方にトイレ介助をしてもらった経験があったので、ライブの場合もライブ会場のスタッフの方にトイレ介助を頼んだらいいと考えたし、実際のところ、お願いした人たちは快く引き受けてくれてありがたかった。
玉置浩二のソロライブには毎年行ったが、初めて安全地帯のライブに行ったときのように一番後ろの通路で観なくてはいけないということもなくなった。
次に行ったライブは名古屋のレインボーホール(現:日本ガイシホール)で前から2番目の通路が広いのでそこで観ることができた。かなり近くで観ることができて興奮した。やっぱり近くは良い。
その後も場所によっては一番後ろの通路で、観なくてはいけないという事もあったけど、だんだん障がい者用の席を用意してもらえるようになっていった。なんと障がい者席を一段高く上げてくれたところもあった。
そして、ライブを見に来ている他の障がい者の方に会う機会も増えていった。障がい者がライブを観に来やすくなってきたのかなぁと社会が変わってきたのかなぁと少しずつ感じた。
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