スウェーデンのバイオガイア社という会社の研究で、乳酸菌の一種である「ロイテリ菌」が虫歯の原因菌「ミュータンス菌」を減らす効果があることが発表されました。

ロイテリ菌はもともと人間の体内に存在する菌で、ロイテリンと呼ばれる抗生物質を作り出します。

この物質には、細菌・酵母・カビ・ウイルスなどの生育を抑制する働きがあるのだとか。

レンサ球菌という細菌の一種であるミュータンス菌にも効果があるようで、ロイテリ菌を14日間摂取し続ける実験では、口の中のミュータンス菌が開始時の20%にまで減少したという例もあるそうです。

日本でもロイテリ菌を含むヨーグルトやサプリメントが販売され始めているようですので、興味がある方は試してみては?