「どうせ歯並びも悪いし、また直してもらってもまたすぐに取れてしまうだろう」というあまりよろしくない考えの下、前歯は欠けっぱなし、歯磨きに関しても「どうせ磨いたって人前じゃ思い切り笑えないんだからカンケー無いや」と不良少年のごとく、「今日は朝磨いたからもういいや」「酔っ払って眠いから寝てしまえ」などと非行に走ったのです。そんな状態がほぼ15年。歯が悪くならないわけがありません。
 
$marsのブログ

 不良少年は不良中年となり、うだうだと人生を送っていましたが転機というものは誰にでも訪れるもののようで、僕にもそんな年がやってきたのです。転機となる理由は様々で、近しい知人の病気から友人の出世、僕自身の離職と転職、相次ぐ車の故障など、ここでは詳しくは語りませんが、自分の身の周りや気に留めている人々の間で何かが起きていると、危機感をあおられるのか「このままでいいのか」とか「もっとちゃんとしなくちゃ」という気持ちが湧き立ってくるもの。
 禁煙をしたり、季節はずれの大掃除をしてみたり、普段ならやらなかったり先延ばしにしている事に手を付けてみたり・・・昔のように食後の歯磨きをちゃんとするのもこういった生活習慣改善から始まりました。今まで面倒くさがっていたことも少し頑張って続けてみると、意外と続くものです。
 
 初めの頃は歯茎からの出血がありましたが、だんだんと血を見ることもなくなり、いつも腫れぼったいようだった歯肉もすっきりしました。何より気持ち良い。そして誰もが思うであろう事を僕も思いました。「何で今までしなかったんだろう」