鑑賞日:2021.9.24 三茶  世田谷パブリックシアター「雨」


出演者:倉科カナ、山西惇、前田亜季、他


この劇場は、昨年12月の「23階の笑い」以来9か月振りです。

 

こまつ座主催公演で井上ひさしさん原作、栗山民也さん演出の舞台です。

 

江戸時代の物語で、紅花問屋の娘に倉科カナちゃん、そしてその婿役に山西さんで織りなす欺し合い。ニヤリ

 

最初は不審に思いながらも上手く婿になりすましていたが徐々にばれて口封じのため殺人まで犯してしまう。ゲッソリ

 

人間の欲の深さが本当に良く解りハラハラ・ドキドキが観ているこちらまで伝わって来る様な臨場感です。

 

最後にはこれを大きく上回る大どんでん返しで「そう言うことか!」と目が覚めるすっきり感とやっぱり悪いことをするとこうなるなというある種の安堵感があり、完全にストーリーに飲み込まれてしまいました。

 

また、劇中には大勢の皆さんで歌うシーンが何回かあり、ミュージカルを彷彿させる場面もありとても楽しめました。音譜

 

と言う事で今回も素晴らしい舞台に出会えました。合格

 

次回は、9月30日赤坂ACTシアター「いのうえ歌舞伎・狐晴明九尾狩」予定です。