たまにはお仕事の話 | スピードクラブマーズオフィシャルブログ

京都市には看板の色や表示方法等に色々と厳しい条例が有ります。


有名な話だと、京都のマクドナルドの看板は茶色のベースに黄色のロゴです。


その他、京都市内に有る、あらゆる大手企業の看板は良く言えば「京風」、悪く言えば「目立たない」看板に変更されています。


昔から条例自体は有ったのですが、数年前に繁華街の現状を見かねた市長が景観条例に力を入れグイグイと実施してきました。


そして全ての猶予期間が今年の8月末で終わったそうです。


ですが、少し前の新聞には未だ1万件以上の違反広告物が有ると書いてありました。


京都市からすると、条例に違反しているから「悪」という物言いですが、実際にはどうなんでしょう?


昔の繁華街で目に余る物が有ったのは事実です。

(道にはみ出した置看板、電柱に金融の張り紙、卑猥な張り紙など)


今は、京都駅や河原町辺り、観光名所付近など景観条例の色々な活動により、ほんと良い感じになりました。

そうとうの努力も有ったと思います。


私から見たイメージでは繁華街以外では「町並みに調和していない」看板はあまり有りません。


ですが、京都市と言うだけで、ほぼ一律な条例に当てはめられ「違反だ!」と言われて、変更を余儀なくされている商店も沢山有ります。


今の条例を推進し、結果を出したのはとても良い事だと思う反面、今以上にまだ京都市の繁華街や観光名所以外でも条例を強硬に推し進めようとしているのには若干疑問も感じます。


当初の目標はほぼ達成したのだから、今後は地域により許可基準を見直し、緩和出来る地域は緩和して行っても良いのでは?と私は思います。


言い方が難しいですが、何でも「決まりだ」としてしまっては面白みが無くなるような気がしています。

同じく京都を愛する者として、観光に来て頂ける人も大事ですが、京都に住んでる人が誇りに思える街となる事を願ってます。


京都市の屋外広告物や景観条例でお困りの方、ご相談乗りますよ。