今日はオペラネタなので
興味のない方はスルーしちゃってくださいまし。
スカラ座にオペラを見に行ったんだ

チケットをいただいたので。
イタリアなのにワグナーの
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」

2日前まではあの名作「椿姫」を
しかもネトレプコとヌッチで
やってたんだけど
当然チケット手に入りまてんですた

で、マイスタージンガーだけど
実はなぜか過去に2回見たことがあるんだよ。
初めて見たのはなんと!
旅行中のウィーンのシュターツオパー。
貧しい(今も貧しいけど
)学生だったから
)学生だったから立ち見席で見たよ。
よく知らないで見たら長ーくて暗ーい舞台。
だけど最後の3幕の
マイスタージンガー登場の場面で
パーっと明るくなって
観客がみんな立ち上がって拍手して
(所謂スタンディングオベーションとは
違って伝統的にここで立つらしい)
鳥肌が立ったのを覚えているよ。
その感動がまた得られるかと期待して
行ってきたよ

数日前に撮った写真だけど、スカラ座。
外のポスター撮って配役とか
知ろうという目論見

演出はクプファー。
楽しみー

パルコの2階。
椅子の前に光ってる画面があるでしょ。
あそこにイタリア語だけど字幕が出るよ。
ワグナーだから、ドイツ語だからね。
大統領とかいらっしゃるとここで
ご覧になるけど
普段は普通の人でも見れるらしい。
ちょっとうらやま

パリのオペラ座と違って天井には
シャガールの絵とかはないよ!
長ーい序曲?前奏曲?が始まった。
マイスタージンガーのテーマはやっぱり
わくわくするよね!
でも、今は去ってしまったバレンボイムで
やっぱり聞きたかったな。
まあ、いろいろ割愛するけど
やっぱりクプファーらしく
エファが従来のエファと違って
独立した意思のある強い女性に
描かれていた。
それとベックメッサーも従来の
型通りのベックメッサーではなく
合点がいったし私は楽しめたけど
客席がクスッとも笑わないので
お気の毒だったなー。
やっぱり圧巻は世界一の合唱団、
スカラ座合唱団の合唱だなー。
「やっぱスゲー」です
幕間にはカフェに潜入

ほとんどの方が泡を飲んでいらっしゃったけど
私はオレンジジュース
なぜかと言えば
このオペラ、開演18:00、終演23:30予定

しかもワグナーでアルコールって
当然寝るよね

だからオレンジジュース

カフェの窓からの外を見たら
広場のレオナルドが見えた。
そんなこんなで終わったのは23:30を
とっくに越していた

すぐ帰ったよ。
ガッレリアを抜けて地下鉄のドゥオーモ駅に
出たよ。
今年ミラノに行って少し驚いたのが
ガッレリアの中のお店が
閉じてしまったお店が多かったこと。
去年までは健在だったベンツショップまで
閉じていて
イタリア経済大丈夫か
と
と心配になったけど
なんのことはない、
昨日通ったらベンツショップの後は
クラッコになるんだって

クラッコはミラノの超一流のレストラン。
これでガッレリアの中には
サヴィーニとビッフィとクラッコが
揃うんだね

というわけで
数日前に食べたサヴィーニのジェラート。
数年前から店先にジェラートのお店を
出してくれてます。
サヴィーニのジェラートを
プラダのショーウィンドウ見ながら
食べるという贅沢極まりない…



そうそう、3幕のマイスタージンガー登場の
場面、誰も立ちませんでした
やっぱりゲルマンの人たちの
マイスタージンガーと
ゲルマンの人以外のマイスタージンガーは
受け取り方が違うのだろうな。
それは当然です。










