みなさん、こんにちは~!


今日は昨年10月に私がブログに載せた詩を、再度ここで紹介したいと思います。

新しく知り合った方が感動して下さったので、他の方にも紹介したいと思いました。




新しくここでお友達になった方々の励みになれば・・・・。



この詩は、私が偶然ある方のブログで見つけたものです。その方も誰が書かれた詩かわかりませんが・・・と書かれていました。


この詩を紹介した去年の10月末、私はR-CHOP、CHESERの治療でも腫瘍が消えず、11月からまた入院となる事を主治医から言われた時にこの詩に出会いました。

この詩のおかげで、心穏やかにその後の入院生活を過ごす事ができました。

結局、11月に入院し別の抗がん剤治療をしたものの、また腫瘍が大きくなりました。


結果、「骨髄移植しかもう方法がありません。移植に踏み切りましょう」という事になり、12月に骨髄移植をしました。



この詩でどれだけ救われた事か・・・。



新しくブログで知り合ったラーナさんが感動して下さってコメントを下さったので、私も読み返しました。

元気になってきて、この詩のような気持ちを忘れがちになりかけいたかもしれません。

また素直になる事ができました。



今、闘病中の皆様。

治療が終わって、5年後を目標にされている皆様。

この詩が皆様の心を少しでも満たすものとなりますように・・・。


この詩を紹介してから1年。

骨髄移植を無事に終え、海外に戻ってきて仕事にも復帰して、今私はとっても元気です☆






病気になったら



病気になったら、どんどん泣こう。  

痛くて眠れないといって泣き、

手術がこわいといって涙ぐみ、

死にたくないよといって、めそめそしよう。

恥も外聞もいらない。

いつものやせ我慢やみえっぱりをすて、

かっこわるく涙をこぼそう。

またとないチャンスをもらったのだ。

自分の弱さと、思い上がりを知るチャンスを。



病気になったら、思い切り甘えよう。

あれが食べたいといい、

こうしてほしいと頼み、

もう少しそばにいてとお願いしよう。

遠慮も気づかいもいらない、

正直に、わがままに自分をさらけだし、

赤ん坊のようにみんなに甘えよう。

またとないチャンスをもらったのだ。

人の情けと、まごごろに触れるチャンスを。


病気になったら、心ゆくまで感動しよう。

食べられることがどれほどありがたいことか、

歩けることがどんなにすばらしいことか、

新しい朝を迎えるのがいかに尊いことか、

忘れていた感謝の心を取りもどし、

見過ごしていた当たり前のことに感動しよう。

またとないチャンスをもらったのだ。

この瞬間に自分が存在しているという神秘、

いのちの不思議に、感動するチャンスを。


病気になったら、すてきな友達をつくろう。

同じ病を背負った仲間、

日夜看病してくれる人、

すぐに駆けつけてくれる友人たち。

義理の言葉も、儀礼の品もいらない。

黙って手を握るだけですべてを分かち合える、

あたたかい友達をつくろう。

またとないチャンスをもらったのだ。

神様がみんなを結んでくれるチャンスを。



病気になったら、必ず治ると信じよう。

原因が分からずに長引いたとしても、

治療法がなくて悪化したとしても、

現代医学では治らないといわれたとしても、

あきらめずに道をさがし続けよう。

奇跡的に回復した人はいくらでもいる。

できるかぎりのことをして、信じて待とう。

またとないチャンスをもらったのだ。

信じて待つ喜びを生きるチャンスを。


病気になったら、安心して祈ろう。

天に向かって思いのすべてをぶちまけ、

どうか助けてくださいと必死にすがり、

深夜、言葉を失ってひざまづこう。

この私を愛して生み、慈しんで育て、

いつか自分のもとへ呼んで下さる方に、

すべてをゆだねて手を合わせよう。

またとないチャンスをもらったのだ。

まことの親である神に出会えるチャンスを。


そしていつか、病気が治っても治らなくても、

みんなみんな、流した涙の分だけ優しくなり、

甘えとわがままをこえて自由になり、

感動と感謝によって大きくなり、

友達を増やして豊かになり、

信じ続けて強くなり、

祈りのうちに、神の子になるだろう。

病気になったら、またとないチャンス到来。

病の時は恵みの時。