またまた
太宰治に関してです。

メンタル疾患
メンタルの弱さ

このことに関して、
過去の文学者としては、
ぶっちぎりの人気者ですから。


有名すぎる「人間失格」は何度も映画化されてるし、
彼の破天荒な生き方は、
今もなお語り継がれてます。


太宰治は
遊び人で女好き。
かつ薬やアルコール依存。
お金の使い方もダメ。

現代だと間違いなくダメ男。

時代という大きな要因はありますが、


太宰治は、

「弱さ」こそ、
愛される源の一つだと教えてくれる。

誰よりも自分の弱みを曝け出した人だから、
今でも愛される。


「人間失格」の主人公葉蔵はフィクションの人物ですが、
かなり太宰治本人が投影されてると
言われます。

葉蔵は、
酒、タバコ、薬物依存。
女癖も悪い。
金銭的にも女にたかって、
今だとヒモと言われるような人間。
女と自殺未遂して自分は助かるも、
若い女性を死なせてしまう。

立派な「人間失格」

この本を読んだ人の感想は2つに分かれると言われます。

「わたしも人間失格だな」と感じて
共鳴する人。

「この主人公は本当に人間失格だな」と
思う人。



そして、
この本には、

後者の
「この人は失格だ」と葉蔵をバカにする人は、
もしかしたら、
自分の弱さや醜さを直視できない人なのではないか?

他人を
人間失格と揶揄するあなたは、

自分を
人間合格と言い切れますか?

という
壮大な問いかけが含まれてるらしいです。


うーん、
微妙な解説ですよね。

(わたしの解説ではありません)



奥さんや愛人を悲しませて不幸にする。


百歩譲ってそれは良しとして、

やはり、
若い異性に心中を持ちかけて、
相手だけ死なせちゃうって、

やはり
ヤバイレベルのような気もします。



小栗旬の太宰治は、

個人的にはあまり良くなかった。


トヨエツが演じた太宰治は最高でした!

トヨエツならダメ男でも惚れてしまいそう。




で、
話は飛びますが


「魔性の女」と呼ばれる人は、
男の1人や2人殺してます。

(笑)

もちろん殺人ではありません。

オマエと別れるくらいなら俺は死ぬ!

男を自殺させるんです。

荻野目慶子
藤あや子
瀬戸内寂聴すら1人自殺させてます。

ちょっぴり
憧れます(笑)




この本読みましたが、

つまらなかった。


高岡早紀って、

全然魔性じゃないのね。つまんない

好きな女優さんですけどね。




ところで、
時代的問題もあり、
現代では太宰治のような男性は
人に好かれません。


まず、著名人なら
芸術家や音楽家でもない限り社会から
抹殺されます。

しかも、
芸術家でも才能豊かでもなく、
ごくごく普通の凡人。
凡人というか、
薬物依存やアルコール依存症の男性は、

えてして、
太宰治や尾崎豊に憧れます。

神のように崇めたりします。

憧れるだけならいいけど、
自分と太宰治や尾崎豊を重ねてる人もいて、

それだけは

勘弁して欲しいわ。

鼻白んでしまいました。

病んでいてダメな部分だけ取り出して、
自分を重ねるのでなく、

才能の部分を考えてくれ!


意地悪なわたしは思ってしまいました。


オンライン経由ですが、

尾崎豊の歌をメンヘラ男に歌われた日には、


ハイハイ、

早く睡眠薬断薬しろよな!

少なくとも、

お酒と睡眠薬同時に飲んで酩酊するなよ!


思ってしまいました。


メンヘラ男って、

何故だか太宰治と尾崎豊を神格化してる

人が多いんですよ。