「薬をやめれば病気は治る」より
お医者さんのお言葉です。
知ってる人は知ってることですが、
そもそも
薬は、
毒をもって毒を制するための特殊なアイテム。
それを承知の上でクスリに臨む。
これが「薬」に対する正しい向き合い方。
つまりは、
症状が辛くて耐え難い時と、
命に関わるくらい切羽詰まった時以外には、
あまり薬は飲まない方がいい。
というのが、
常識的、理性的な薬の捉え方になる。
この本の筆者の岡本医師も、
他にも「薬」について似たような内容の
本を出してる方々も、
一様に「薬」を否定してるわけではありません。
薬が必要な病気もある。
薬でしか命を救えないこともある。
そんなことは当然のことです。
ただ、
精神科の薬、
「向精神薬」に関しては、
全否定に近い主張をする医者や薬剤師さんもいます。
緊急時に一時的に功をなしても、
長期間に飲む薬ではない、
という旨を述べてる。
そりゃそうでしょう。
何十年間も毎日飲むような薬ではないです。
向精神薬のことを詳しく知らない人はともかくとして、
ベンゾジアゼピン薬を含め、
向精神薬の害をある程度知ってる人でも、
わりと離脱症状やら不眠やら不安とかを理由に、
アッサリと向精神薬を飲む人は、
案外多いみたいです。
知識と決意と意思が中途半端なのかもしれません。
驚くのは、
ベンゾジアゼピン薬を減薬断薬したら、
不眠になった、不安になった、
で、
緩和薬に抗精神薬やら抗うつ薬を飲んでる人もいる。
主治医に症状を訴えて、
処方されるままに飲んでるのかもしれませんが、
本当に本末転倒。
それなら、
ずっとベンゾジアゼピン薬だけ飲んでた方がマシかもしれません。
というより、
症状を向精神薬に頼ってどうにかしようという
依存思考がそういう人は、
まだあるわけです。
どういう理由から減薬断薬しようと
決意したのか、
原点のその理由が中途半端なのかもしれません。
向精神薬とは縁を切る！
精神科とは縁を切る！
もちろんすぐにそんなことは可能でなくても、
そこを強い目標にしてる人なら、
命に関わらないような症状で、
代替の向精神薬を飲むなんていうチョイスはありえないわけです。
わたしは、
一時期、
いくつかの減薬断薬グループに属してましたが、
必ずそういう人達はいました。
〇〇の症状が辛い、
代わりに何の薬（向精神薬）を飲めば
いいでしょうか？
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬が良くないなら、
非ベンゾ系の睡眠薬なら大丈夫でしょうか？
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の減薬で不眠が出たので、
眠気の副作用の強い抗うつ薬を飲めば
寝れるでしょうか？
結局「クスリに依存」してる人達なわけです。
別に、
それならそれでいいと思います。
「薬好きな人」なんて、
日本にはウジャウジャいます。
飲みたい人は好きなだけ飲めばいいだけのこと。
ただ、
本当に向精神薬と完全に縁を切りたいなら、
腹を括る必要もあると思います。
中途半端な気持ちで辞めれるような
薬じゃありません。
本当は、
こんな断薬に苦労する薬ですから、
最初から飲まないのが賢明です。
ベンゾジアゼピン薬の減薬断薬で、
精神状態も不安定になります。
そこで、
自分は双極性障害になってしまった。
統合失調症になってしまった。
パーソナリティ障害になってしまった。
と、
自らに精神病名をつけて、
メジャートランキライザーや、
抗うつ薬や気分安定薬を飲む人も
いるそうで、
ビックリしちゃいます。
精神医療や精神医学に徹底した知識が
なければ、
そういうことになってしまうのかもしれません。
（主治医のいうことをそのまま受け入れてしまう）
ちなみに、
徹底した知識とは、
本当の裏の隠された知識のことです。
（隠されたというか、
あまり表向きに発信されてない情報、
特に日本では）
その辺の本屋に売られてるような、
日本医師会監修みたいな、
教科書的な精神医学の本を読んでも、
さらにドツボにハマるだけです。
日本の精神医療は遅れてますし、
隠蔽体質がありますから。
かくいうわたしも、
疑惑を抱くまでは、
そのような教科書的な精神医学の本を
読んでました。
「うつ病」や「双極性障害」の
本を何冊も読みました。
今思うと、
それらの本、
ぜーんぶクソ本でしたね。
まぁ、
精神医学って医学じゃないと思うので、
土台がもうおかしいので、
仕方ありませんけど。
睡眠薬や精神安定剤を常用すると白血球の
機能が低下して、
著しく免疫力が落ちることがわかってます。
つまりは寿命を縮めかねない。
免疫力が低下してるので、
向精神薬を長年飲んでると、
おそらくいろんな体調不良が出てくる。
案外とそのカラクリに気づけてない人も
多いようです。
ベンゾジアゼピン含め向精神薬を飲んでると、
いろんな体調不良があって当然なんです。