■対処法その1 「お見合いの練習の場だと割り切る」


せっかくお見合いまでたどりついたというのに、はじめから投げやりになってしまってはもったいないです。


お相手も期待と不安であなたの前に座っているのですから、できれば有効に時間を使いたいですよね。それでもどうしてもタイプじゃない、好きになれそうもないとなった場合は実地練習と割り切って、どう振る舞えば相手に良い印象をもってもらえるかを考えながら接してみましょう。
 

もしかしたらそうしていく中で、あなた自身でもわからなかった自分の魅力に気が付くかもしれません。


またお相手に対して感じよく接することで、その男性の相手の良さも引きだせるかもしれないのです。


初めは嫌なお相手だな…と気分がのらないお見合いでも、その会話の中で気持ちが変わるかもしれませんよ。


■対処法その2「ひたすら聞き手にまわる」

 


もしお相手がおしゃべり好きな方であれば、あなた自身がお話好きであったとしてもそこはぐっとこらえて、とにかく耳を傾ける振りをしてください。


こういうタイプはとにかく話を聞いてもらうだけで満足なのです。


あなたは頭の中では聞き流す程度で、笑顔で相槌さえ打てば良いのです。


下手なつっこみや、意見をする必要はないときっぱり頭を切り替えて、おおらかな気持ちで臨みましょう。

■対処法その3「食べ物の話題で盛り上げる」

 


もしお相手があまりお話をしてくれない人だった場合、お見合いの席での沈黙はとてもつらいですよね。


趣味の話は、ひとそれぞれ好き嫌いがありますし、あまりマニアックな話題を振ってもさらに沈黙が深まるばかりです。
そこは究極の共通ポイントをさがしましょう。


例えば食事をしない人はいないですよね。


好きな食べ物をきくのではなく、今日は何を食べてきましたか?夕べは何を食べましたか?そういったところから共通点を見つけていくのも良いかと思います。


とにかくより具体的に相手が答えやすい質問を出すことで、一歩会話が進むはずです。そこで以外な共通点が見つかって話も盛り上がるかもしれません。


なぜ自分がここまで気を遣わないとならないんだ?という疑問は捨ててください。


今後あなたにとってこういった気の使い方は本命が現れた時の大きな武器になるはずです。

■対処法その4「解せぬところは沈黙してみる」


会話の端々であなたが不快になるようなことを言ってくる人、いますよね。


そういった方にうっかり同調するふりをしてしまうと、その場はやりすごすことができても、後からどんどんしんどくなってしまいます。


しかし初めて会ったお相手に対して、あからさまに指摘するのはさすがに難しいかとおもいます。


また、お相手も緊張していて余計なことを口走っているだけの可能性もあるのです。


まだあなたの心の中で結論を出すのが早いかもしれないとおもったら、今後もかんがえると、できれば直してもらいたいですよね。


その場合は、気になるポイントはきっちりと「無言」の圧で訴えましょう。


終始ニコニコしていたのが、真顔になるだけでも効果があります。


お相手がそれにたいして全く気が付かないようであれば相性が悪かったと言わざるを得ません。


気が付いてもらうためにはニコニコ笑顔とのギャップです。一貫してむすっとしていては、相手に伝わるものも伝わらなくなってしまいます。


とにかく初めてのお見合いであれば、あなたの明確な意思は言葉でなく、態度で表してみると良いでしょう。

■対処法その5「はじめから予定がつまっていることをお伝えする」

 


あった瞬間のファーストインプレッションで、どうしてもタイプじゃないお相手だった場合、この後予定があるということをお伝えして、終了時間をきめておきましょう。残念ですがこの場合はだらだらと過ごしても仕方がないです。


それで相手があなたに対して悪い印象をもったり、つっけんどんな態度をとるようであればすかさずお茶を切り上げるぐらいのメンタルの強さで臨んでください。


もともと相性が合わなかったんだと思えば、気持ちも切り替えられるはずです。


ただこの方法は最終手段です。


会話をする中でもしかしたら意外と自分のタイプだったりするケースもあるものです。最初から決めつけてしまうのは、自らチャンスを断ち切っているようなもの。


遅刻してきても謝らない人や、お見合い場所のカフェの店員さんへの態度があきらかに横柄な人というように、最低限のマナーに欠ける決定的なマイナスポイントが無い限りはやらないほうがよいでしょう。


とにかくお見合いの場では、お相手も同じくあなたのことをジャッジしているわけです。また、期待と不安は同じようにもっているのです。
あなたは面接官ではありません。1つの家庭を作り上げていく同士として、どうやったら幸せになれるか、この人になら協力したい、そしてお相手からもあなたと協力していきたいという気持ちを持ってもらえるかにかかります。そこを忘れずに、おおらかな気持ちで臨んでくださいね。