玄関先の凌霄花は

鮮やかなオレンジを
おしみなくつけて
出ていく私を見送っている


それは美しい女性の
凛として穏やかな立ち姿の様に
いつも私を見守っている



朝日を浴びて夕日を浴びて




陽りにたたずむ凌霄花は

強くて優しいオレンジを
おしみなく開いて
戻った私を出迎えてくれる



雨の日も晴れの日も
泣いた日も笑った日も





散ってしまった凌霄花は

そのオレンジを焼き付けて
また、私の短い夏に逢いに来てくれる



美しい私の友花(ゆうじん)









 
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   大好きな凌霄花
   花言葉は名誉・女性。
   "凌"の字には前に強
   く進むという意味もあ
   るそうです。   
   見習わないと!  花