(「毎日本当に暑いです。熱中症には気を付けましょう」と語るビーグル犬まろさんオス10歳)

 

 この頃は厳しい暑さが続いています。熱中症で救急搬送をされる方もかなりの数にのぼっているようです。亡くなられる方々もいる危険な暑さが続いています。

 ビーグル犬まろさんオス10歳のお散歩も十分に気を付けなくてはいけません。

 

 そこで、世の中は地球温暖化というけれど、まあざっとどんなふうに変わったのかというのを調べてみました。

 どんなことをやったかというと、まだ私が子供だった半世紀以上前の1964年から1973年までの10年平均の平均気温と、それからおよそ半世紀たった2014年から2023年までの10年の月ごとの平均気温、ただし1月~7月は2024年まで含む11年平均の月ごとの平均気温を比較してみました。

 平均気温のデータは計測場所にデータがある範囲が違うし、いちおう私の家からは遠くないということで神奈川県の横浜のデータを使いました。

気象庁|過去の気象データ検索 (jma.go.jp)

 

 これ、体感ではなんと言っても夏がものすごく暑くなった気がして、昨年も今年も夏の平均気温が5度くらい上がったような気がしたので、わざわざ「実際のところはどうよ?」ってやってみたのでした。ただし、「昨年は」とか「今年は」とかの単年で調べてしまうとぶれが大きいので10年で平均をとってみて、それが半世紀でどう変わるかと。

 その結果が下のグラフです。

 

 これを見ると確かに全体的に月ごとの平均気温が上がっていることが分かります。

なので確かに温暖化しているように思えるのですが、上のグラフを見るとかならずしも「夏が特に暑くなった」ようでもありません。

 そこで、1964年-1973年の月ごとの10年間平均と、2014年-2024年(ただし8-12月は2023年まで)の11年(10年)平均との差分をとったのが、次のグラフです。

 

 

 これを見ると確かに夏が暑くはなっているのだけれど、というか8月などは1℃しか暑くなっていないのだけど、むしろ2月や3月の上がり方、特に3月が3℃も上がっているのですね。

 だから、子供の頃は4月の初めの学校の入学式の頃に桜が満開と言うイメージだったけれどもむしろ3月の下旬に桜が咲いてしまって入学式の頃は散ってるというのがデータと実感があうので分かります。

 

 体感だと夏こそ昔よりだいぶ暑くなったんだという気がしていましたが...というのは子供の頃は冷房もなく扇風機と団扇(うちわ)だけで普通に過ごしていたし、なんなら小学生の頃なんて一日中、勉強もしないで近所の林の中で蝉取りをして駆け回っていたくらいで熱中症なんて言葉知らずでしたので...「林の中」というのがキーかもしれませんが...林なら涼しい筈なので...、平均気温の変化だけ見ると、なんだか意外な気がしました。