ユニクロ、中国発通販サイト「SHEIN」を提訴 ショルダーバッグの「模倣品」を販売と | ねぇ、マロン!

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BBC NEWS JAPAN より

ユニクロ、中国発通販サイト「SHEIN」を提訴 ショルダーバッグの「模倣品」を販売と

ユニクロが発売したナイロン素材の「ラウンドミニショルダーバッグ」

画像提供,GETTY IMAGES

画像説明,

ユニクロが発売したナイロン素材の「ラウンドミニショルダーバッグ」は大ヒット商品となっている

服飾大手ユニクロは16日、「ラウンドミニショルダーバッグ」の「模倣品」の販売停止と損害賠償を求めて、中国発ファストファッション大手「SHEIN(シーイン)」を昨年末に提訴したと発表した。

ユニクロを運営するファーストリテイリングは公式ホームページで、「SHEINブランドを展開するRoadget Business Pte. Ltd.、Fashion Choice Pte. Ltd.およびSHEIN JAPAN株式会社」を相手に、不正競争防止法に違反しているとして、2023年12月28日付で「東京地方裁判所に、模倣商品の販売の停止と、販売により当社が被った損害の賠償を求める訴訟等の申立て」を行ったと説明。

「SHEINが販売する模倣商品の形態が当社商品の形態に酷似しており、SHEINによる模倣商品の販売が、ユニクロブランドおよび当社の商品の品質に対するお客様からの高い信頼を大きく損ねていると判断した」とした。

SHEINはBBCからのコメントの求めに対し、即座には応答しなかった。

日本最大規模の衣料品販売会社のファーストリテイリングは、1984年にユニクロの1号店をオープンした。現在では世界中に約2500店舗を展開。海外店舗の多くは中国にある。

「メリー・ポピンズのバッグ」

ユニクロのラウンドミニショルダーバッグは、ティックトッカーがどれだけ多くのアイテムを収納できるのかを披露するなどし、オンライン販売で大ヒットしている。

その収納力から、ディズニー映画「メリー・ポピンズ」(1964年)にちなんで「メリー・ポピンズのバッグ」と呼ぶ人もいる。この映画には、主人公のバッグから長い帽子かけなどを取り出すシーンがある。

ラウンドミニショルダーバッグに関連する動画には、この1年で何百万もの「いいね」が付いている。中には、ノートパソコンや水筒、キャンドル、さらにはロボット掃除機などをふざけて取り出す動画も投稿されている。

ナイロン製のこのバッグは、ユニクロ史上最も売れたバッグだと報じられている。日本では1500円、イギリスでは14.90ポンドで販売されている。

SHEINとは

2008年に中国で設立されたSHEINは、オンラインショッピングの利用者の増加や、ソーシャルメディアに焦点を当てたマーケティング戦略により、新型コロナウイルスのパンデミックの最中に売上が急増した。

同社ウェブサイトによると、世界中に約約1万人の従業員を抱え、150カ国以上に商品を販売している。

現在はシンガポールを拠点とし、米ニューヨーク証券取引所への株式上場を検討しているとも言われている。

SHEINは論争の的にもなっている。商品が低価格で展開されていることから、同社の「環境フットプリント」や雇用慣行について疑問が浮上している。「環境フットプリント」とは、一般財団法人「日本品質保証機構」によると、「温室効果ガスによる気候変動への影響だけでなく、人体の健康、生活の質、生態系など複数の環境影響領域を評価し、一定の算定基準で数値化する」環境影響評価のこと。

こうした声に対し同社は、少量生産を行うことでより効率的に、無駄を減らしているとしている。また、強制労働については「ゼロ・トレランス(非容認)」ポリシーがあるとしている。

同社は「デザイナーやアーティスト、そしてそのほかの人の知的財産権を尊重する」としている。しかし、オンライン上では、自分たちの商品をSHEINに模倣されたとして、中小企業の経営者たちから非難の声が上がっている。

(英語記事 Uniqlo sues Shein over claims firm copied viral bag

 

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