冬の寄せ植えにおすすめ|ガーデニングに向いている草花13選
玄関先やお庭を、植物で華やかに飾っておきたいですよね。
この動画では、冬の寄せ植えにぴったりな草花のご紹介を中心に、
管理方法や注意すべきポイントなどをご紹介します。
冬の寄せ植えは、季節感を意識するだけで、ワンランク上の作品に仕上がります。
是非冬の寄せ植えを楽しんでみて下さいね。
目次
00:26 冬の寄せ植えに最適な植物とは?
01:16 冬の寄せ植えの注意点は?
02:46 冬の寄せ植えにおすすめの草花13選
この動画の内容はこちらの記事でもご覧頂けます。
冬の寄せ植えに最適な植物とは?
1.パンジー、ビオラ
基本情報
科:スミレ科 原産地:ヨーロッパ 花の色:赤、青、紫、白、ピンク、オレンジ、黄色、など 開花期間:10月~5月 耐寒性:強 耐陰性:弱 水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと 肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花の咲いている季節には、追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
開花期間が長く、花の色も豊富。日当たりの良い場所であれば、ある程度放っておいてもよく育ちます。ハンギングバスケットに利用するのもお勧めです。
2.ガーデンシクラメン
基本情報
科:サクラソウ科 原産地:地中海沿岸 花の色:赤、紫、白、ピンク、など 開花期間:10月~4月 耐寒性:強 耐陰性:弱 水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと 肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花の咲いている季節には、追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
一般的なシクラメンよりも寒さに強く、ガーデニングに向いています。冬の間、次々と花を咲かせてくれます。
3.クリスマスローズ
基本情報
科:キンボウゲ科 原産地:ヨーロッパ、西アジア 花の色:赤、紫、白、ピンク、黄色、黒、など 開花期間:1月~4月 耐寒性:強 耐陰性:強 水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと 肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花の咲いている季節には、追肥としてプロミッククリスマスローズ用を2ヶ月に1回与えましょう。
特徴や魅力
毎年花を咲かせる多年草です。耐陰性があり日陰でも育てることが出来ます。一重先や八重先など品種によって咲き方が異なるのも魅力です。
4.葉牡丹
基本情報
科:アブラナ科 原産地:ヨーロッパ 葉の色:緑、紫、白、ピンク、など 鑑賞期間:11月~3月 耐寒性:強 耐陰性:弱 水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと 肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。追肥として液体肥料ハイポネックス原液を10日に1回程度与えましょう。 10月以降は葉の発色を促すため肥料は控えます。
特徴や魅力
正月飾りでもよく見かける、冬の定番です。葉牡丹だけの寄せ植えや、パンジーなどとの組み合わせもお勧めです。
5.ポインセチア
基本情報
科:トウダイグサ科 原産地:メキシコ 花の色:赤、紫、白、ピンク、など 開花期間:11月~2月 耐寒性:弱 耐陰性:弱 水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと 肥料:生育が遅くなる1~3月は肥料は控え気味にします。春から追肥としてプロミックいろいろな植物用を鉢の周りに施します。
特徴や魅力
クリスマスの花として定番の植物で、最近はピンク色や白色なども人気です。寒さに弱いので、室内で飾る寄せ植えに利用しましょう。
6.スイートアリッサム
基本情報
科:アブラナ科 原産地:地中海沿岸 花の色:白、ピンク、オレンジ、黄色、など 開花期間:10月~4月 耐寒性:強 耐陰性:弱 水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと 肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花数が減らないように追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
小さな花をカーペットの様に広げて咲かせるスイートアリッサム。一鉢でこんもりと育てるのもかわいいです。パンジーとの組み合わせが定番です。
7.ヒューケラ
基本情報
科:サクラソウ科 原産地:ヨーロッパ、中国 花の色:赤、青、紫、ピンク、オレンジ、黄色、など 開花期間:11月~4月 耐寒性:弱 耐陰性:弱 水やり:開花期間は水切れに注意。土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと 肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花数が減らないように追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
開花期間が長く、花の色も豊富。プリムラだけで、カラフルに寄せ植えすることも、色を統一して寄せ植えすることもできます。草丈が低いので高低差を付けた場合の手前をカラフルに演出できます。
8.キンセンカ(カレンジュラ)
基本情報
科:キク科 原産地:地中海沿岸 花の色:オレンジ、黄色、など 開花期間:12月~5月 耐寒性:強 耐陰性:弱 水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと 肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。花が咲いている期間は追肥として液体肥料ハイポネックス原液を週に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
つややかで光沢のある花が人気の植物です。いくつかの品種があり花が2cmの小さなものから12cm程度のものもあり、様々な寄せ植えの演出に活用できます。
9.シロタエキク
基本情報
科:キク科 原産地:地中海沿岸 花の色:黄色 開花期間:6月~7月 耐寒性:強 耐陰性:弱 水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと 肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。追肥として液体肥料ハイポネックス原液を1か月に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
花というよりは、葉を楽しむ植物です。シルバーリーフとして寄せ植えや花壇に利用される人気の植物です。葉の形や美しい色の葉が人気です。
10.ジャノメエリカ
基本情報
科:ツツジ科 原産地:南アフリカ 花の色:赤、ピンク、オレンジ、黄色、など 開花期間:12月~4月 耐寒性:強 耐陰性:弱 水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと 肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。追肥として液体肥料ハイポネックス原液10日に1回程度、又はプロミックいろいろな植物用を2か月に一回施します。
特徴や魅力
大きさが2m程度にもなる低木ですが、寄せ植えにも利用できます。背の低い植物と併せると、高低差が出た作品になります。成長したジャノメエリカは鉢植えや庭木としても育てることが出来ます。
11.ユキワリソウ(雪割草)
基本情報
科:キンポウゲ科 原産地:日本 花の色:赤、青、紫、白、ピンク、黄色、など 開花期間:2月~4月 耐寒性:強 耐陰性:弱 水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと 肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。秋になったら追肥としてプロミックいろいろな植物用を2か月に一回施します。
特徴や魅力
草丈が低い植物です。日本原産の植物で、山野草のような趣もあります。寄せ植えでは、小さく可憐さをプラスすることが出来ます。
12.プラチーナ(シルバーブッシュ)
基本情報
科:キク科 原産地:オーストラリア 花の色:赤、青、紫、白、ピンク、オレンジ、黄色、など 開花期間:10月~5月 耐寒性:強 耐陰性:強 水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと 肥料:植えつけ時に元肥としてマグァンプK中粒を土に混ぜ込みます。追肥として液体肥料ハイポネックス原液を月に1回程度与えましょう。
特徴や魅力
花というよりは、葉を楽しむ植物です。シルバーリーフとして寄せ植えや花壇に利用される人気の植物です。霜に当たっても枯れない丈夫な性質を持っています。
13.プリムラ・ジュリアン
栽培環境・日当たり・置き場
鉢植えの場合は、夏にタネをまいてできた苗を、秋の彼岸までは半日陰で管理し、それ以後は日なたで管理します。寒風に当てなければ戸外で冬越しさせることもできますが、凍ると花が傷むので、霜の当たらない軒下で管理しましょう。
厳寒期に入手した開花鉢は、室内の日当たりのよい場所で管理します。室温が高いと花が早く終わってしまうので、日中は風通しのよい、加温していない室内に置きましょう。開花中に大きめの鉢に植え替えて夏までに株を充実させ、夏は雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、秋以降は再び日なたに戻します。
庭植えの場合は夏に日陰になる、落葉樹の株元を選んで植えつけます。
水やり
鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。開花中は株の中心や葉の間、花に水がたまらないように注意して、株元の用土に直接、与えます。庭植えの場合は、特に水やりの必要はありません。
肥料
10月から4月は、緩効性化成肥料(N-P-K=12-12-12など)を施してください。次々に花を咲かせるにはたくさんの養分が必要です。11月から4月の開花期は液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も施し、肥料切れさせないようにしましょう。夏越し中の5月から7月と9月は、規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します。
病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は低温多湿になると発生するので、晩秋から春まで注意が必要です。花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすると、発生が抑えられます。葉が込み合うと、株元が蒸れやすくなって発生しやすくなります。小さな鉢植えは生育促進も兼ねて、11月から5月に鉢増ししておくとよいでしょう。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ
アブラムシが生育期間を通じて発生します。よく観察して、株についたアブラムシを冬のうちに防除しておくと、春以降の発生が少なくなります。
ヨトウムシは春から秋にかけて発生します。大きくなると、日中は用土の中や株元に隠れる性質があります。少しでも葉が食害されていたら、夜に見回って捕殺するなど防除に勤めます。
ナメクジは夜行性です。見つけしだい捕殺します。
用土(鉢植え)
水はけと水もちのよい、有機物の多い用土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を適量混ぜるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
適期は9月です。夏越しさせた株は少し涼しくなる、秋の彼岸ごろに植え替えます。鉢から抜いた株は用土を落として1~3芽ずつに分け、新しい用土で植えつけてください。植えつけ後は1~2週間ほど日陰に置き、新葉が伸び始めたら日なたへ移動させます。
ふやし方
タネまき:適期は6月から7月です。赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合土など、水もちのよい用土に、タネが重ならないようにまきます。発芽には光が必要なので、覆土はしません。幼苗期はナメクジに注意が必要です。秋の9月から10月に、3号程度の鉢に鉢上げします。肥料は薄めの液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を施します。
株分け:適期は9月です。植え替えの際に1~3芽に分けます。