「京大少年」 菅 広文

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京大少年

この手の作品の2作目ってのはたいてい期待はずれに終わる。ビギナーズラックという言葉通り、1冊でやめときゃよかったのにと思うのに、菅ちゃんの作品に関しては前作にひけをとらないおもしろさなのです。

前回は大学に合格して初めてオーディションに受かるまででしたが、こっからは吉本に入り芸人としてお金が稼げるようになるまで、です。


一生懸命勉強して入った大学なのに、当時の芸人の卵たちからしたら「京大って賢いん?」って。菅ちゃん曰く、その時は宇治原さんの顔も見れないほど可哀想だったそうです。今でこそ高学歴芸人はたくさんいますが、当時は結構珍しいことだったんですね。

宇治原さんの子供時代の「ええかっこしい」のエピソードや、高性能勉強ロボとしてスイッチが入ったときなど、楽しい話が盛りだくさん。そして2人の友情の素敵さ。よく芸人って突然解散してその理由が「不仲だった」ということがあり、見てるこっちは「え?あんなに仲よさそうだったのに」と驚くのですが、この2人にとってはそういうことが全くなさそうですね。お互いがお互いを大切に思いあっている。コンビであり、相棒であり、そして親友である。

2作目を読んでますますロザンが好きになりました。これからもお2人の活躍に期待したいです。


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