1日1冊読書日記

極度の活字中毒で、1日1冊は本を読みます。
ですが、2010年に入ってからブログをUPするのが面倒臭くなってきてしまいました。なので、ボチボチ感想を書く気になったものだけ書いていきたいと思います。


テーマ:


鬼畜の家 (講談社文庫)

父親の自殺を機にはじまる一家の残酷物語。

ある依頼人に頼まれた元警察官で探偵の榊原がインタビュー形式でこの一家に纏わる関係者に取材をかけていき、鬼畜の家の全貌を暴き出していきます。

北川家の父親の死亡診断書を書いた木島病院院長の木島敦司から始まるインタビューは、主婦、刑事、大学生、保険外交員など様々な人々の口を借りて語られていきます。

悪魔のような母親・郁江を筆頭に、母親のいいなりで無気力な長男・秀一郎、成績優秀で快活な長女・亜矢名、精神異常を疑われる末娘・由紀名。この四人家族は様々な場面で登場し、鮮烈な印象を残してゆきます。人が鬼畜になるには並大抵の知識ではいけないのだと実感できた底恐ろしい作品でした。

 


一家の周りには常に「死」が付き纏います。どの「死」にも無駄はありません。必ずそこには金銭がついて回るのです。遺産、保険金、示談……。言葉通り無駄死には決してありません。

最終的に榊原が見出した鬼畜の家の正体とは読者の予想を見事に裏切る(と私は思う)実に恐ろしく肌を粟立たせる実態だったのです。

ここまでの事が出来るのかと感心するほどです。生まれながらの鬼畜。きっと「あの人」はそういう人間だったのでしょう。あまりにもやることが残虐すぎでした。


この作品をおもしろい、と言っていいのか分かりませんが私はこの作品大好きです。華麗なる鬼畜の生態をご覧あれってところです。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

まろんぐらっせさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。