こんにちは。
「玄米ごはん」の反響が多いので、
こちらに圧力鍋で炊く玄米ごはんを紹介させていただきます。
(炊飯器の通常炊飯でも炊けます。カンタンです!途中まで同じです)
ただ、圧力鍋で炊いた方が米の甘みがグンと増します。
まず、玄米は浸水時間を常温で最低20時間とります。
★水温が高くなる5月くらい~夏場は10時間~12時間
ようは「発芽玄米」にしちゃうのです。
それには理由がありますが、
書くと長くなるので、ここではあえて書きません。
では炊飯に戻ります。
☆米屋の嫁の玄米ごはん・玄米2:白米1混合炊き☆
★玄米(無農薬栽培 もしくは特別栽培米)2合★
1合につき 水250cc~275cc用意しておいてください。
今の時期 6月は、1合につき275ccです。
季節はうつり、今は8月です。
新米前のこの時期は1合につき300ccです。
新米は品種によって変わると思います。
250ccからお好みで調節してください。
では、続きます。
★白米(お好きな銘柄)1合★
炊飯前 30分くらいから
洗って水に浸けておいてください。
炊飯時 用意する水は180cc 夏場は200cc
私は胃が弱いのと、食べやすくするために
白米と混合炊きですが、
玄米だけで大丈夫な方は白米手順を除いてくださいね。
玄米の洗米は
モミ(玄米を包んでる外皮)が入ってる場合がまれにあります。
あれば取り除き
軽くシャカシャカと洗う・すすぐを2回くらい
強く擦らないでください。発芽しなくなるといけないので。
そしてたっぷりの水で浸水します。
上記の時間までは必ず浸けておいてください。
★途中なんどか水の交換してください。
すると、胚芽(白い部分)の部分から芽が出ます。
(生きた玄米なら出ます!)
発芽前玄米
発芽後の玄米
発芽はこれくらいで十分です。
水に浸けてすぐの玄米
10時間~12時間浸けた玄米
米が水を吸水してこれだけ色が白く変わります。
【乾煎り工程】
そして浸け水を切り、さっと2回ほど洗って水切りした後
鍋かフライパンに移して乾煎りします。(ずっとかき混ぜる)
強火から中火で時間は約3分~5分くらいです。
玄米茶のような香ばしい香りがするくらいまで。焦がさないように
水分が無くなるくらいまで
【炊飯器で炊く方はここから炊飯器に移してください】
その後火を止め、塩を指3本のひとつまみ入れて混ぜます。
洗米した白米を水を切り入れます。
塩は味付けではなく
沸点が低くなるので より高温で炊飯できるのです。
用意していた玄米分・白米分の水を入れます。
玄米と白米を混ぜて
火の通りを均一にするために表面を平にします。
雑穀など入れたい方はここで入れてください。
その際には雑穀分の水も追加してください。
※炊飯器で炊く方は
十分浸水できているので
「通常炊飯」で炊いてください。
※ちなみに我が家はガス炊飯器です
さぁ、圧力鍋の蓋をきっちり閉めて炊いていきます。
火加減は鍋底の4分の3くらいが当たる中火より強めで沸騰するまで。
沸騰し始めたら中火にして、
その時点から17分測ります(タイマーかけてね)
7分はそのままの火加減で。水蒸気が吹き出ますがガマン(^^;)
(残り10分はさらに少し火を弱めるとろ火までいかない。炎の先が鍋に当たるくらい)
時間がきたら火を止めて、すぐコンロから降ろします。
そのまま20分くらい余熱で蒸らします。
で、出来上がり。
1膳分ずつ取り分ける時は、
必ず冷めてからにしてください。
何度かやってるうちに、
熱いうちから蓋をすると、開けたときに どうも特有のガス?
ニオイが気になり、冷めてから蓋をすると、
全く問題なくなりました。
(ラップ保存の場合も同様に)
玄米を乾煎りする理由は玄米を買っていただいたお客様に
必ずその理由をお知らせさせていただいております。
↑圧力鍋の炊飯時間はあくまで この分量のときです。
また、圧力鍋のメーカーさんによっては仕様も違うと思います。
説明書を必ずご確認ください。
参考になれば幸いです。