観光産業 | サブランドへの航海図

日本はこれから何の産業に力を入れていくのか??


そのひとつに観光産業があると思われます。


ITや製造業などにスポットがあてられる今の日本ですが、生活に密着した産業の中で、埋もれていてそこを掘れば、マーケットボリュームがある産業がまだまだあります。


そのひとつに観光産業があります。


現在、日本では年間延べ1700~1800万人が海外旅行に出かけています。


一方、日本に海外旅行に来る人は、500~600万人。3分の1程度です。


ジャンボ機の就航により幕開けた70年代以降の大量輸送時代には、むしろこの逆で、日本に来る海外旅行者数の方が多かった。


ここに一つの仮説がたてられます。


「この30年間で、日本は本当に観光産業に力を入れてきたか??」ということ。


日本では、全就業人口の5%は何らかの形で観光産業に従事していると考えられています。


ヨーロッパはこの倍の10%。


日本は、本当に観光資源が豊富で、また四季もあるので、季節ごとにも様々な観光が楽しめます。


日本の大学で、観光学科があるのは30大学以内、本当の意味での観光の専門家を輩出できるスケールではないと思う。


ふと、ここにチャンスが眠っているのでは?と思います。


オーストラリアでは、全大学の70%に観光学科があります。


日本は、観光名所に行くための交通インフラが整っています。


海外からの旅行者の流入が増えれば、地方の活性化にもつながる。


日本を含め、先進国が抱える大きな問題の一つに少子高齢化があります。


「旅行」は、老後の楽しみの圧倒的1位です。


「旅行」の専門家を排出し、魅力ある日本をアピールできれば、経済活性化の一つの手段になるんじゃないかな~、なんてことを考えた土曜の昼下がりです。


クールにコーヒーブレイクですコーヒー