この週末は塾内の模試でした
帰って来るなり、開口一番
今日のはダメなやつ!!!
かなーり、難しかったそうで
でも今回は頭が真っ白にならんかったよ
それ(難しい問題がいきなり来て頭真っ白、その後も動揺が消せずにボロボロ)は既に経験してるから「コレはアカン予感がする!」と判断して、次の問題にいったわ
飛ばした所は最後に戻って、それなりに粘りに粘って
書けるところ・考え方は記入してフィニッシュ。
うんうん、それで良かったと思う
涙した経験が生きてよかったね!
試験終了後、
みんな目が死んでたし(…どんだけ)
クラスで一番と思われる生徒さんが
試験監督である先生のところに行って泣いていた、と。
なにそれ。なんたる地獄絵図…
息子的には、ダメだな、と思いながらもチカラは出し切ったのでしょうか。
納得しているというか、心は落ち着いている様子。
クラス一番の子の、その様子を見て
あ、無理ゲーだったんだ
くらいに思ってるのかも、ですが
結果が楽しみだよね…色んな意味で
クソ難しいテスト、で思い出して再読を開始。
『蒼穹の昴』浅田次郎 著
初版で読んだ記憶。28年も前になります
もう手元にないので、本屋さんで文庫本を買ってきました
昔の中国の公務員試験?の「科挙」の事が出てくるんだけど。
熱量ハンパない中学受験の比ではない
今のNHK大河ドラマ「光る君へ」で主人公(後の紫式部)が
宋では科挙という制度があって
貴族でなくても科挙に通れば政に携われる
と言っていました。
でもやっぱりね、、、
身分も大きなハードルだけど
経済格差のハードルも大きい。
その試験に受かるためには
小さい頃から充分な英才教育を受けられるほどの
富豪の家に生まれないと無理で。
貧民に生まれた子供たちはまず文字を習うことすらなかったのですからチャンスがない。
そういう時代に生まれた貧民出身の主人公ですが
持ち前の頭の良さと度胸、ド根性。
そして生まれ持った星、運命に導かれて栄光を掴み取るストーリー。
なかなかの長編ですが
寝る間を惜しんで読破した、思い出の作品です。
あれから四半世紀。今の私はどう感じるかな。
しばらく集中して読もうと思います。