機嫌良くバスルームから出てきた彼に


『ごめん。生理になっちゃった』と

申し訳なさそうに、告げた。


彼には申し訳ないが、心の中ではそんな

こと全く思ってもいない。


彼は『そっか。そっか。大丈夫?』と

心配そうに声をかけてくれた。


いやいや、こんだけ気が使えるなら、なんで

このホテルを選んだのだろうか。


益々謎が深まるが、まあ、いいっか。


今日の下着の上下は、別々だし、ね。


フリータイムだったので、映画鑑賞だけして

帰宅した。


なんか、複雑な1日だった。


次のデートこそ、違うラブホテルなのか?


色々想像したが、きっと彼はバカだから

また同じラブホテルに来るに違いない。


そしたら、次こそ言ってやる!


このラブホテルなら、絶対にやらないと、、