こんにちは

まーにゃですニコ


あちこちで花火大会が開催されていて、

浴衣姿の方を多く見かけますね。

涼しげで可愛くて色っぽさもあり、

洋服とは違った華やかさと粋に、

ワクワクします♫



江戸時代の浴衣コーデいろいろ


国貞改二代豊国「ほたるかり」 


左の煙管をくゆらす女性は、

縹色(はなだいろ)と呼ばれる薄い青色の地に藤の花が描かれた浴衣に、くすんだオレンジ色に黒い花模様のシックな帯。

蛍の入った籠を持った真ん中の女性は、

白地に藍色と草色の大きな蝶の模様の浴衣に、藍色の地に花唐草の帯の裏側は草色の地に宝尽くしの模様。

右側でしゃがむ女性は、

グレーの地に丸い大きな花柄模様の浴衣と帯の裏側の緋色に紫陽花が華やかなコーデ。


浴衣や着物は、形は同じでも、

浴衣の模様の色と、帯の地色をリンクさせたり、

繊細で大胆で自由で、素敵ですよねラブ



歌川広重「東都名所 両国夕すゞみ」


江戸中期〜後期にはお揃いの浴衣を着て、

盆踊りや花見に出かけるのが流行しました。


江戸時代の人々も、

湯あがり時とお出かけ時では

浴衣の着方を変えていたようで、

お出かけの時には、

浴衣の下に長襦袢も着ていたそうです。


湯上がりに家の中で浴衣を着ている時には

襦袢は描かれていませんから、

外出の時は敢えて襦袢を着て

着物風に着ていたようです。


歌川広重「四季の花園 朝顔」

浴衣の柄も外出着は華やかですね。