渋谷駅の半蔵門線・田園都市線に直結するビルの地下に登場した自販機。
なんとバナナの自動販売機です。
果物の輸入販売をしているDoleが設置したもので、
青果を販売する自動販売機は国内初なんだそうです。
Doleの目的は
手軽に食べられる機会を増やし、
摂取を拡大する意味を込めて
とのこと。
20~30代の日本人は、
世界的に見てもフルーツの摂取量が少ないので
お客さんとの接触ポイントを増やすことと、
24時間いつでも購入できる点がメリットになりそうです。
バナナを傷つけないようにベルトコンベアで商品を移動させたり、
最適な保管温度を保ったり、
2日に1度はメンテナンスをしたり・・・と
「青果を自販機で買っても大丈夫なのか」という
消費者の不安を解消する努力が素晴らしいですね。
今後はスポーツジム、学校・オフィスへの導入を予定しているそうです。
この自販機が普及して
街で頻繁に見かけるようになったら
消費者としてはここで買わなかったとしても
意識の片隅にバナナが記憶されることでしょう。
Doleの場合、ターゲットを
「普段あまりフルーツを食べない20~30代の若者」
に絞り、
まずは自社の商品を認識してもらうというプロモーションです。
ターゲットのライフスタイルに合わせて、
渋谷という場所と
24時間いつでも稼動し、購入できる
「自販機」という手法を選んだわけです。
日本は面白い自動販売機がありますからね。
ちょっとネットで調べてみたら・・・おぉ、あるある!
おでん、ラーメン、お米の精米機から
クレープ、みそ汁、お寿司まで!
次はどんな自動販売機が登場するんでしょうか?

