医療コンサルティングの高野聖義(昌則)です。
医療機関の発展過程の中で、事業継承という段階がやがて訪れます。
積極投資はせずに、次第に閉鎖に向けて活動するという均衡縮小の施策はなかなかうまくいかないケースが多いようです。
一時的に急激な医業収入の減少が発生してしまい、資金繰りがうまくいかないという問題が生まれてしまうのです。
継承ができる状態が一番なのですが、これはドクター間の交渉事となります。やはり少し譲歩しなくては話もまとまらないようです。
昨今の医院買収金額は低下傾向にあるため、億単位の売却は望めないというところでしょうか?
医院としての資産価値を高めること、スタッフの引き継ぎ方法への配慮も必要です。