医療機関におけるマーケティング確立 | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


医院に来院していただくためには、認知していただく必要があります。
以前から医院を知っていたという方以外には、認知はしていただいていない状況があります。


実際には、ホームページや看板などの広告を利用しなくては医院を知ることは難しいと言えます。
特に歯科医院は、競争環境が激しいために、広告費用はかなりの金額をかける必要があります。


医院を知っていただいた数のうち、来院していただく方の確率はどれくらいなのでしょうか?
1%にも満たない数字です。
乗降客数が、百万人以上の駅で看板を出しても、それ程の数が来院するとは言えない状況です。
駅の看板で考えれば、歯科医院にいかないような客層も看板の前を通ります。
本当に来院するわけではない層も看板を見るわけですから、来院確率は大変低くなります。


普通に看板を作成しても来院する患者数は限られます。
実際に来院していただくためには、以下のような流れになるのではないでしょうか?


 看板設置属性 × 看板前通常量 × 視認率 × 認知率 × 衝動率 = 来院患者数


看板前の通行量がベースです。更にそれぞれの率を向上させることにより、来院患者数は増加していきます。