眼科医院、歯科医院の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。
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レセプト単価が下がっています。これは、集団的個別指導が行われて、それぞれの医療機関がレセプト単価のダウンに向けた努力を行った結果であると言えます。
通常の産業であれば自ら収入を下げるような行為は行わないのですが、社会性の高い医療機関では、医療費の削減のために収入たる診療報酬を下げる努力を行っていきます。
このような削減を実現しても、削減額に応じて表彰される訳ではないわけで、ジレンマを感じる部分があります。
通常レセプト単価を下げるためには、請求する点数を削減するということになります。しかし、もう一つの方法としてレセプト枚数、つまり患者数を増加させるという手法もあります。
特定の患者さんにとって必要な処置を行うことは当たり前です。点数が高くなってしまう患者さんと同時に点数の低い患者さんの数を確保していく必要があるようです。
社会的な役割と、経営としての観点は相反する部分もありますが、しっかり考えていく必要がある課題であると言えます。
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