成長するために 「客観的な視点を持つ」 | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

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眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


スタッフ教育を行っていると、伸びる方と、あまり伸びない方がおられます。


伸びる方の特徴にはいくつかあるのですが、その一つが、自分を客観的に評価できているかどうかということです。

自分のことは理解しにくく、天狗になってもいけませんし、卑下してもいけません。ありのままの自分を受け入れるということが重要になってきます。


客観的な評価を持つためには、まずは謙虚になる必要があります。自分はまだまだであるということで、成長余地が高いということを意識しなくてはなりません。

もう自分は十分にできるという気持ちを持ってしまうと、どうしても成長の妨げになります。自分はもっと高いレベルになれる、技術的にも向上できるなど、高い理想を持ちながら、常に自己研鑽する必要があるのです。


しかし、中には自分は全然できていないので、駄目だ、無理だという結論付けをする人もいます。この状態に入ると、仕事を覚えよう、技術を高めようという気持ちは生まれてこなくなります。

自分を卑下してしまうことにより、成長余地を失ってしまうということもあるのです。


このように、自分を冷静に客観的に見つめ直し続けることができる人が成長します。


人は成長し続けます。これは年齢やキャリアは関係ありません。どんな人でも成長するチャンスを秘めているのです。しかし、このような気持ちに欠けてしまっている人もいることは事実です。

常に成長したいという意欲も持ち続けるような教育が必要になってきます。
教育担当者は常に、今どのような状態なのかを判断しながら、教育方法を修正していく必要があります。