今日は東京マラソンです。既にゴールはしている時間帯ですが、出場された方は、お疲れ様でした。
参加者が、3万人以上。ボランティアの方が数万人以上という大規模なレースです。
東京マラソンの開催と盛り上がりにより、よりランニングという分野が拡大しました。
例えば、東京の地下鉄日比谷駅に直結している国際ビルディングでは、ABCクッキングスタジオが経営しているrunning+という、フィットネス施設を使っています。
夕方の時間帯になると、仕事帰りのOLが、来訪し、トレーニングウエアに着替え、皇居を走りに行くという習慣を作り出しています。
同じビルの隣には、大きな面積を持つ、ABCクッキングスタジオがありますが、料理を学んでいる層と、runnning+の客層は同じ層になっているのです。
料理を学ぶことと、走ることが、同じ人ということは、ランニングという行為が、OLのちょっと充実した暮らしに繋がっていることを示しています。
クッキングスタジオも、トレーニング施設も平日に多くの人が入っています。
景気が悪い、人が集まりにくいという時代の中で、百貨店ではなく、このようなサービス業に人が集まっています。
これは大きな時代の変化を表しています。
女性が好みそうな内装で、女性が好むような学びや体験の場を作ることが人を集めるための秘訣なのです。
これは、医療機関でも同じです。
女性に好まれるような内装と、女性が好むような行為を同時に提供できるかが、女性の集まる医院になります。
医療機関は病気を治すということも必要です。しかし、自分で体験できる、行動することができるということも求められています。
ある医院では、講演会を常時開催しています。
女性が気になるような病気や、生活を充実するための生活のヒントを提供しています。
やはり、時代の変化は女性の行動を観察することが必要です。
なぜなら、男性は女性に好まれたいと欲求を持っています。
そして、女性は自分の価値観に近い男性を探しています。
となれば、女性の価値観に沿うように男性も変化します。
マラソンをしている男性っていいよね、なんて会話が東京マラソン後増えています。
ならば、男性もマラソンに参加してみようか、なんて考えるのではないでしょうか?
東京マラソンは、女性のアタマの中に新しい価値観を生み出しています。
女性の変化は男性の変化も生み出します。
まずは、変化を感じていただきたいと思います。