医療コンサルティングの高野聖義(昌則)です。
ここ数日の天候の良さにより、花粉が舞い始めているようです。私の周りの人にも花粉症で苦しんでいる方が多く、マスクをして重装備して対策を打っているようです。
花粉症はアレルギーです。体内に入った花粉を有害なものであると体が判断し、排出していこうとする体の機能です。この機能が敏感に働き、鼻水やくしゃみ、涙などの反応があります。簡単に説明しようとするとこんな感じです。
花粉症と一言に言っても、どの花粉が体に影響を与えるのかは人によって違います。花粉症の患者さんが多い、杉アレルギーだけではなく、いろいろなアレルギーがあります。
例えば、ハウスダストによるアレルギーをありますが、この場合は季節性ではなく、通年苦しまれることになります。また、秋に花粉症と診断される方もおります。アレルギー性結膜炎やアレルギー性鼻炎などの病名が付く場合、ブタクサなどの自然の草木による花粉症となる場合があります。
眼科医院、耳鼻科等の医療機関では、血液検査を行って、アレルギー検査を行っています。どのアレルギー反応があるのかが分かれば、花粉が飛ぶ時期の前から、点眼剤や点鼻薬、内服薬などを事前に処方されることで、激しい症状を抑えることができます。
花粉症の完全治療では、耳鼻科などで行っているレーザー手術などの治療法があります。
花粉症対策は早め早めがお奨めです。
医療機関も花粉症の患者さんで溢れることが予測される今シーズンでは、早めに医療機関に行かれることをお奨めします。