機能的サービスと、情緒的サービス | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


先日、ご講演いただいた香取感動マネジメントの香取代表のお話は、大変参考になるものでした。ディズニーランドのサービスについてお話をいただいたのですが、実体験を元にお話をいただき、大変参考になりました。


その中でサービスについてお話をいただきました。


サービスの種類の中は、いくつかのサービスがあるが、機能的サービスと情緒的サービスがあるとのお話でした。機能的サービスは、当たり前のサービスを当たり前にやるということです。


セミナーの中では、掃除、整理整頓を例にお話をしていました。

清掃の目的は、グランドオープンと同じレベルにすること。グランドオープンとは、ディズニーランドが一番最初に開業した時の状態ということです。


新品の器具、建物、床などの状態に毎日の清掃で戻すということです。これは大変な作業です。到底無理な話です。開業して10年以上すれば、建物も老朽化していきます。その老朽化状態も関係なくグランドオープンに近づけることが、掃除、整理整頓の最終目標なのです。


香取さんはおっしゃられました。


できるかどうかは関係ない。あきらめない理由がそこにあるかどうかということだと。


真理ですね。


できるかどうかは関係ない。これは重要です。


人は常に無理だ、限界だ、やっても意味がないと考えてしまいます。しかし、あきらめない理由さえあれば、実施できるのです。


毎日の清掃も、開業時に戻すようにやっているでしょうか?


最近は清掃は業者にお任せというところもあります。


確かにキレイにはなりますが、グランドオープン時と同じようなキレイさを実現するという想いはあるのでしょうか?


どんな医院でも、あきらめられない理由があると思います。


どんなに忙しくても、患者さんの治療を忙しいからと言って手抜きをすることはないと思います。決してあきらめられないことです。


常に限界を決めずに挑戦し続けることが大切なことなのです。