眼科医院、歯科医院、整形外科の診療所経営コンサルタント 高野聖義(昌則)です。
今回の診療報酬改定は検査部門での点数ダウン、初診再診料のダウン、エキシマレーザーの保険適用などが大きな変更点となります。白内障手術は現状維持となっていますが、日常的に行う検査で点数ダウンとなることは医業収入にも影響を与えると予測されます。
D261 屈折検査74 点→69 点、
D263 矯正視力検査
1.眼鏡処方せんの交付を行う場合と
2.1 以外の場合 74 点→69 点
D264 精密眼圧測定 85 点→82 点
D265 角膜曲率半径計測 89 点→84 点
検査の減額は総額で、60~65 億円と推定され、頻度の高い検査での点数ダウンは日常的な診療で大きな影響を与えると考えられます。眼科全体としては当初目標として200億円の削減でしたが、一部修正も入りそこまで削減額とはなりませんでした。
今回の改正では3~5%程度の診療報酬ダウンが予測されます。今回の改正や診療控えの発生している中で眼科医院でも経営手法の変革を検討していく必要があります。待ち時間の解消や手術件数の確保をいかに行っていくかということが今後の検討課題となるといえます。
船井総合研究所でも眼科医院向けの経営セミナーを開催しており、改正を受けて今後の経営手法をお伝えしております。
2月21日開催!第10回眼科医院セミナー
詳しくは→http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1263442828_0.html
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