眼科医院、歯科医院の医療経営コンサルタント 高野聖義(昌則)です。
医療機関でも新しい取り組みをしようという先進的な先生は多くおられます。
商売人的だということで、他の先生からも批判を受けるようなケースも見られますが、挑戦することは重要なことです。
しかし、無謀な挑戦は避けねばなりません。
新事業を思いつく先生でも実行に移していないケースがあります。このような場合一番多いのは人任せです。思いつくのは自分、やるのは周りということで周辺の人々は疲弊していきます。
思いつくのは勝手にやっていただいていいのですが、本業がおろそかになります。無謀な計画ですから、実際に事業かするとなると大変な労力がかかります。また、本人には成功したステージしか見えておらず、そのステージが自分の私利私欲にしか繋がらないイメージのため、賛同してもらえる人も生まれません。
これではどんなに挑戦だけしても、成功はないのです。
絵空事を現実化するためには、口で話すだけでは無理です。
絵空事を現実の絵、企画書に落とす必要があるのです。
それと絵空事を現実化する人の共感を得なくてはなりません。その共感を得るのは、強い信念と最終的には責任は自分が負うというようなリーダーシップです。何かやっても周囲の人から批判を受けないような強いリーダーシップを作る必要があります。