眼科医院、歯科医院の医療経営コンサルタント 高野聖義(昌則)です。
医療は常に進歩しています。正確には進歩しているように感じます。
新しい医療技術が開発され続けています。患者さんを治療したいという医師の純粋な気持ちから、新しい医療技術が開発されていきます。
歯科医院のインプラントのように医院の収益性を向上させる効果を持つ治療法もあります。
しかし、長期間にわたって行われた治療法とは言えず、インプラント治療に疑問を投げかけるドクターもいます。
経営コンサルタントという立場では、医療技術に関して論じることは難しいです。医師ではありませんので専門的な知識を持っているわけではありません。
私のお付き合い先のドクターは、インプラントを積極的に薦めないというドクターがいます。同時にインプラントを積極的に進め、多くの患者さんの喜びの声を得ているドクターもクライアントです。
同じように諸派が分かれるのが、咬合治療です。いわゆる噛み合わせ治療です。
咬み合わせ治療は大変難しい治療です。医療技術も必要ですし、歯科領域以外の知識もなくてはできません。なぜなら、咬合治療の最終到着点は、肩こりや腰痛、頭痛などにも及ぶからです。
簡単に治療法を伝え、これはいい治療法だと進めらない立場に歯がゆさを感じます。