医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
今後、医院経営が苦しくなると増患対策は必須になる。
増患対策としては、看板やインターネット、雑誌などの広告、タウンページ掲載、地域情報誌の掲載など多くの対策がある。
この際にまず確認していただきたいのが、看板である。
先日お邪魔した医院では、野立て看板をいままで使っていなかった。インターネットや雑誌での広告を中心としていた。そのため看板業者の方も、この医院の存在を正確に理解していなかった。自費診療中心の医院であり、一般診療を行っていないという理解していた。
これは大きな誤解である。保険診療を行っている医院として、野立て看板がないということでこのような理解をされることに一種の驚きを感じた。
そのため、まず行ったのが医院の周辺1KM以内の看板の強化である。
近隣原則からすれば、常に医院の近くの住民の方を患者として確保していく必要があるのである。
看板はどうしても遠方に出すケースが多い。まずは500m圏内や1km圏内の看板を強化し、周辺住民の方が来院しやすくする必要がある。