医療コンサルタントの高野聖義（昌則）です。
コンサルティングという商売は、常に情報収集し、分析し、自分の力として蓄積していくことが重要です。しかし、これは一朝一夕でできるものではありません。
常に考え、常に疑問を持ち続けることで初めて、分析力や回転の速い思考パターンを身につけることができます。
私も経験がありますが、最初はひとつの点のような情報なのです。これをいかに積み重ねて、面とするかなのです。
コンサルタントとして経験の浅いころ、商業施設の調査分析の仕事をやりました。このときに一緒にやったコンサルタントのキャリアが凄く、知識的には全く追いつかない状態でした。まだ、若いころなので、他の仕事も何本もやりながら進めており、集中できない状態ではあったのですが、ひどいものでした。
先輩コンサルタントの足を引っ張り続け、自分が嫌になったことを覚えています。
しかし、この経験は大きく、この後に点が面になった感じを受けました。
時間がたてば、点は線になります。しかし、面になるにはかなりの蓄積量と考える時間の多さが必要となります。天才の人、本当に賢い人はすぐにできるのですが、私のような凡人は時間と経験がかなりかかったのです。
積み重ねることでできないことができるようになるという経験を是非味わっていただきたいと思います。
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