面接時の人物評価 | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

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医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。


ご支援先からご質問を受ける内容として、面接時にいかに人を評価するかということをお聞きされます。
少ない面接時間で人を評価するということは難しいことです。


面接内容として、質問する内容としてはいくつかお聞きしておりますが、それよりも一番重視していることは、いかにリラックスさせるのかということです。


少ない面接時間では、緊張していて自分の話したい内容が話せないということが多々あります。しかし、この面接の時間でいかにリラックスさせて、本当の自分を出してもらうかということに注目しています。


例えば、趣味の話や普段の生活など、話しやすい話題を振りながら、リラックスしていただき、本音をお話いただくようにしています。


この本音が重要です。今はあらゆる質問に対してのマニュアルがあります。


志望動機、長所短所、仕事に対する姿勢などは、無料で配っている就職雑誌にも見本が記載されています。となると、準備している質問内容ですから、うまく答えられて当たり前です。


いかに本音を話してもらい、自分のペースを維持していただくか、これは本人が働いている姿となります。どうしても圧迫型の面接となりがちです。


ものおじせずに話ができる人は一部です。いかに緊張をほぐしていくのかということを考えて面接していただきたいと思います。それと同時に面接官の方もリラックスしてください。面接官の緊張は、採用希望者に伝わります。緊張が緊張を生み、緊迫した雰囲気を作り出します。場を和ませることで、面接官自身も緊張から解放されてください。


また、面接といっても、自分達の話ばかりして、面接対象者の話を聞かないということがあります。
面接官は話を聞くことが仕事です。話を聞くということをまずは実践してください。話を聞いていないために最後に残った印象だけで判断しがちです。


 1.リラックスさせる
 2.話を聞く

まずはここから面接のスタートです。


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