医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
夏休みに入りました。
眼科医院でも子供の患者数が増加しており、一般的な夏休みの光景を見ることができます。
今年の夏休みは、消費が下降気味とはいえ、レジャー消費はある程度見込めるようです。
天候的には雨が多くなりそうな今年の夏ですので、海の家などは大変かもしれません。しかし、一般的なレジャー消費に関してはある程度見込めるのではないでしょうか?
経済統計では前年比どれくらいのダウンなのかということが取りざたされるものの、夏休みに消費をするという傾向はあります。大昔と比較したらレジャーに関わる消費金額も増えているのではないでしょうか?
昨日は連休の最終日で、交通機関も混雑していました。東京駅は多くの人であふれていました。その中で、子供が虫取り網を持って山の手線に乗ってきました。
ちょっと前までは家の近くで昆虫が取れたのに、今は虫を取りに遠方に行くのです。
このような消費は数十年のスパンとして考えれば、大きく増加しているわけですから、多少レジャー消費が減っても、レジャー総額の増加は大きく、その恩恵を受ける人々は多くいるのではないでしょうか?
では、このような夏休みのシーズンに伴い、季節感を感じられる医院作りを行っているのでしょうか?
前日お伺いした医院では、七夕のディスプレイが終わり、天の川が院内にきらめいていました。
スタッフが作ったディスプレイなのですが、このような季節感を身近に感じられる医院と、感じられない殺風景な医院では来院頻度も変わってくるのではないでしょうか?
小児科や小児眼科を標榜している医院だけではなく、老人中心の医院でも季節感は重要です。
日本特有の季節の移り変わりを感じられるような工夫が必要となってくるのです。
夏休みの時期に感じた、ちょっとした医院経営の工夫でした。