医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
患者さんの意識の変化が最近顕著に現れています。
歯科医院では、300万円クラスの自費診療がどんどん決まっていた時代から、簡単に決まらない状態に近づいています。
これは、どの医院でも同じ様子です。
従来の平均的な自費診療の治療単価が100万円クラスの医院では、50万円前後が出せる金額の平均に変化してきています。300万円クラスでは、100万円くらいまで下がってきています。
これは、心理的な予算帯の考え方からすると、2ランク程度のダウンです。
今までは、10万円使っていた消費に対して、意識的に節約しようという気持ちが働くと、3~5万円程度の消費に抑えようとなってきます。
予算帯の考え方すると、やはり2つの価格帯のダウンです。
しかし、患者さんの要求は変わりません。
常に最高のものを求めようとします。
この変化に気づき、早く対応していくことが、今年の後半を乗り切るための秘訣となると思います。