医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
業界が違うと言葉が変わります。
専門用語が飛び交うような場面では、他の業界の方がいても専門用語を使ってしまうということがあります。
例えば、商業施設に関するコンサルティングを行った経験があるとリーシングという言葉は日常的に使います。
しかし、全く違う業界の方はリーシングという言葉を使ってもよくわかりません。
リーシングというのは、テナントに入る企業を誘致していくことなのですが、知らない人は知りません。
しかし、コンサルティング業界にどっぷり漬かっていると、当たり前のように使ってしまいます。
他にも多くの専門用語を使ってしまいます。
しかし、わからない人には全くわからないのです。
どんな人にもわかる言葉で話をしなくてはなりません。
けれども、どうしても専門用語を使ってしまうという習慣は変える必要があります。
医療の業界であれば、ドクターが医療専門用語を普通に使います。
患者さんは、当たり前のように使っているその言葉を一生懸命に聞き取り、質問しようとするのですが、どうしても質問できないようなのです。
恥ずかしい、質問しても答えてもらえないなどの問題を抱えているのです。
常に誰でも理解できるような説明を心がける必要があります。
私も反省です。