医療コンサルタ医療コンサルタントの高野聖義（昌則）です。
医院コンサルティングの中でスタッフヒアリングを行います。
これは実際に現場で働くスタッフの意見をいかに経営に活かしていくのかということを意識した手法です。
ヒアリングの時間自体必要ないという声がスタッフからも出ます。
また、スタッフとしては緊張しますし、精神的には疲れるのだと思います。
このスタッフ側の声が大きくなっていくとどうしても経営はうまくいかなくなってきます。
スタッフの立場として現場が大変だという声があります。
良くあるのが、院長が多くのことを求めていくから、作業が多すぎると言うことです。
これは現場の意見です。
これを調整する役割を行います。
スタッフは現場の仕事が増えること、やることが変わることに対して大変抵抗します。
出来れば今までどおりにやっていきたいと考えています。
これは狭い範囲の中での判断です。
全体適正が取れなくなる前兆です。
このような意見をいかに調整していくかが医院経営で重要なのですが、スタッフの反発が生まれてしまうのです。
院長の悩みを聞くと、スタッフに対して不満はないけれども、もう少し・・・という意見が多いことも事実です。
長期的なことを考えると今これをやらなくてはならないと考えているものの、短期的に仕事が忙しくなると一気に不満を抱えます。
これが一番のマネジメントの難しさです。
これをいかに解決していくかを院長と打ち合わせをしながら進めていきます。
医院の経営改革を行うに当たっての最大の障壁でもあると言えます。
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