医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
歯科医院の先生と打ち合わせをしていたところ、その院長の強みは何かという話しになった。
ドクターごとに強みは違うのであるが、治療が強みなのか、患者さん対応が強みなのかは、それぞれである。
医療業界では当然治療する力が必要であるが、治療には複数の側面がある。
患者さんとのカウンセリング力も必要であり、手術する力、診断する力と様々である。
全ての要素で標準以上の力は必要だ。そしてその標準がどんどん高くなってきている。
昔の患者さんと違うのは、医師を評価し、次回来院を決めている。意にそぐわないことがあれば行かない。そんなわがままな患者さんには、このドクターは何が凄いのかわかりやすく伝える必要がある。
それが強みである。一言で言い切れる簡潔な強みを考えていただきたい。
一言にする段階で、余計なものを捨てることができる。
余計なものを捨てることで、患者さんに伝えることができるのである。