コロナウイルスのせいで、日本中の劇場が閉鎖されてしまい
 
なんだかとても寂しい毎日です。
 
「劇場」というものが、日々の生活の中で、
 
皆の心に、こんなに大きな光を与え続ける存在だったことに、改めて驚いてもいます。
 
そんな中!!
 
いよいよ来週3月9日より始まります!
 
 
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ラジオですよー! 不要不急の外出はせず、お家にいながら、そこは劇場ですよー。

 

青春アドベンチャーの通常枠を2倍にした全20回に渡るスペシャルな企画だけに

 

演出の藤井さん自ら「ドリームチーム」と呼ぶにふさわしい豪華な顔ぶれでした。

 

 

時代は、混沌とした18世紀のヨーロッパ。

 

人間が、いつの時代も繰り返している、戦争、人種差別、裏切り、愛憎、そんなやりきれない渦の中を

 

ユダヤ人として生まれたエリヤーフーという一人の男が、傷つきながらも果敢に鮮やかに駆け抜け、成長して行く

 

10年に渡る、壮大なスケールのお話です。

 

 

 

あ。私は、針の先ほどのピンポイント出演なので、一応2つの役(カロリーネ方伯夫人、乳母)をやらせていただきましたが、

 

ピンポイントです!٩( ᐛ )و スミマセン

 

でも、このピンの的を外したら全部台無しになってしまうだろうというような責任を感じ

 

そこは頑張ったつもりです。٩( 'ω' )و

 

そんなわけで、出演者と言うより、ほぼ見物者みたいな感じで ϵ( 'Θ' )϶

 

収録に参加していたのですが、

 

目を閉じれば、ハプスブルグの宮廷にいるようで

 

目を開ければ、どっかのミュージカル劇場にいるようで

 

とても 贅沢な時間でした!

 

 

 

 

それでは、収録現場レポートです!

 

 キリっ(`_´)ゞ

 

 

 

収録は、朝10時から始まり、ほぼノンストップで夕方6時過ぎまで。

 

1日に5話(台本2冊)ずつ収録 ✖︎ 4日。

 

大体、1テイクで、台本4〜5ページずつ、テスト本番1回、演出家より多少の方向性などの指示が口頭で入りの、次・超本番!

 

という猛烈なスピードで進んで行きます。

 

かなりの技術が当たり前のように要求されます。

 

 

それにしても。

 

 

主演の中川晃教さんの集中力、瞬発力、耐久力、感性は素晴らしかったです!

 

人間の集中力って、せいぜい1日5時間が限度だと思うんです。

 

中川君は、別の星から来た生き物なのでしょうか?

 

トップギアのまま、1日8時間。スタジオ隅の中川君専用マイクエリアでほぼ立ちっぱなしのしゃべりっぱなし。✖︎4日

 

で、トップギアのまま 最終日には、本来 主演は休めるはずの30分間、  ガヤ録まで参加しちゃっていました。

 

ご本人曰く「気分転換」とか、いたずらそうに おっしゃっていましたが。

 

主人公がガヤ録に参加するのは「青春アドベンチャー」始まって以来ではないでしょうか ٩( ᐛ )و

 

だって、戦闘シーンで「進めー!行けー!」みたいなこと言ってる本人が、

 

家来たちの「オー」の声もやっちゃうのですから。w

 

でも最終日の、本当に皆、全体的に疲れが蓄積している中、収録現場はスタッフも含め

 

一気に笑いに包まれ 活気付きました。

 

えらい (;;)

 

なので、中川君のフアンの皆様は、16話〜20話までの群衆の声も、こっそり楽しみになさってください。

 

( なんか。。宴のシーンでは、突然  、貴婦人になって 女言葉を喋ってました。w )

 

 

 

(「ガヤ」というのは。。

 

文字通り、お話の中で遠くの方から聞こえて来る 人々のざわめき声や、歓声や、笑い声の事

 

そういうガヤガヤを、みんな集まり、1日の終わり頃に5話ずつまとめて収録していました。

 

ちなみに私は、1〜5話 16〜20話に参加してます!

 

楽しいです。これ。全部アドリブで。演出家よりシーンごとに、大体のシチュエーションを聞き、ぶっつけ本番で

 

「いやですわね。本当に。」とか「なんだなんだ」とか「おー」とか「きゃー」とか 

 

テキトーにやります。)

 

 

 

 そして!

 

マリア・テレジアを演じた野々すみ花さんとは、私はラジオドラマで2回目のご対面だったのですが、

 

すみ花ちゃんとおんなじお顔をした、ずーっと笑ってる可愛いーーーーーい赤ちゃんのママになってました😻

 

スタジオにも、ちょこっとだけ応援に来てくれました!

 

ママになった 野々さんの声は、ますます凛として

 

とても素敵でした。

 

 

 

 

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これは。

 

子役の櫻井くんに書いてもらったハリネズミと猫。

 

( 本当に私、何しにスタジオ行ってんだ?)

 

 

去年「日野浦姫物語」でご一緒した文学座のたかお鷹さん、

 

そして、私がまだ20代の時に「あわれ彼女は娼婦」というイギリスの芝居でご一緒した

 

文学座の中村彰男さんも参加していて。

 

時代の流れを感じると共に、こうやって脈々と演劇は引き継がれて行くのだなあと、

 

感無量にもなりました。

 

 

恒例の記念撮影

 

 

 

華やかで壮大で、けっこう恋愛シーンも多かったりして、

 

帰りがけに、中川君が舞台でもやりたいなあと話していました。

 

宝塚では、すでに この物語の縮小バージョンをやっているそうです。

 

実現すると楽しいだろうなあ。

 

 

というわけで。乞うご期待。

 

こんな時だけれど。。

 

3月9日からは、目を閉じれば 劇場に行くことができると思います!❤️