※画像なしでダラダラ文章を綴っているだけです
※占い関連のお話が苦手な人はスルー推奨
※断っておきますが、私は占い宗教信仰いっっっさい興味ありません!

 

 

 

 


さて、私にしては珍しく非科学的なことをお話します。 
ツイッターでも以前話したんですが、私は占いに傾倒はせず気分転換程度に雑誌の隅にある様なのをたまに信じる程度。 
けれど占い師の人に不思議なことを告げられたことが過去に2度あって。 

1度目は10歳の時。 
家族旅行で行った温泉宿に常駐の占い師がいて、私がひとりで朝風呂を浴びようと大浴場へ続く廊下を進んでいたら、占い師の方に声をかけられまして。

 


「君はどうしたの?」 

「(どうした、って変な質問の仕方…これ何か答えたらもう相手の商売が始まっちゃうやつね)あー…えっと、お金持ってないです。」 

「お金は要らないから見せてくれないかな?時間はかからないよ!頼むから、君のためなんだよ💦」 

「えっ、はい…(どうしよう、まあ何かあったらすぐに大声出そう)」 

 


私はその人の危機迫った表情が怖くて、びっくりしてついYESの返事をしてしまったんですね…💦
そうしてフルネームや誕生日なんかを教えて、半ば強引な占いが始まってしまった。 
その人は、どうやら「私が何者か」を占いたかったらしいんです。 
するとちょっと面白いことを言われまして。 

 


「学校で絵の具を使うね?普通みんなは絵の具なんだけど君はパレットなんだよ。絵の具と性質が違う。どんな絵の具も扱えるパレット。パレットはどんな色も受け入れるから、危ない色を引き寄せることもある。気をつけてね。」 

「は、はあ…」 

「たまに君みたいな人がいるんだ。普通に暮らしているけどみんなと性質が全く違う人が。珍しいよ。いろんな奴が君に寄ってくるけど、その人を退けることも導くこともできる。パレットは絵の具を扱ってこそだからね。」 

「ええ、はい…あの、それじゃあ私お風呂に行くので!(逃)」 

 


なんだか占い師のおじさんの鬼気迫る表情→真剣な表情での説明、のコンボが怖くてろくにお礼も言わず大浴場に逃げた思い出。 
そして2度目は20歳の時。 
通りの占い師に呼び止められて 

 


「なんでこの世界にいるんだ!早く帰りなさい!!」 

「(知らんがな^^^^)」 

 


…うん、これはちょっとこの占い師の頭が疲れていたんでしょうか。(σ▽σ) 
どういうわけか、10歳20歳と10年ごとの節目なんですよね。 
ただの偶然といえばそれまでですが、こうなると30歳の私の前にまた占い師が現れるんじゃないかと思いまして。 
その時は私の正体を何と言い当ててくれるのか…とっても楽しみね♪ 
………なんて思っていたら、先日それは起こりました。

 

その通りにもう何年もイスと小さい机ひとつで占いをやってるおばあさんがいまして。
マリリンモンロー並のド金髪にマッカーサーくらいのサングラス、ピンクのニット帽…もういかにもアヤしい出で立ちの占い師さんなんですが若い子に大人気で、見かける度にいつも誰かを占ってる。
この界隈ではとっても有名な人らしく、地元に広くその名を轟かす有名人です🔮✨
けれどたまにお客さんがいない時には、通りで目が合った私に笑いかけて会釈してくれる…そんな気さくで不思議なおばあさん。
その人に、呼び止められたんです。

 


「ねえ!ちょっと!アーーーンタ!!」

「……はい?(周りに誰もいないし私よね?)」

「アンタちょっと時間ある!?見してや!」

「(1回1000円かあ…まあ話半分で聞いて面白ければ儲けものだし、話題作りにいいかもしれないわ)ええ、大丈夫ですよ^^」

「はい座って座って~✨」

 

 

このおばあさん、めちゃくちゃテンション高いです…w
まあたまたま時間もあったしいい機会だと思ってお願いすることにしたんですね。
ハッキリ言います、流行ってるのか人気なのか知らないけれど見た目がとにかくうさんくさい。
ただ逆にここまでうさんくさいなら安心できるのだけどね!(σ▽σ)
最悪変な開運グッズでも売りつけられる様なら即効警察呼んでしょっぴけるし。
まあご老人の小話に付き合うつもりで、言われるままに席についたわけですよ。

 


「アンタねえ、ずーっと気になっとったんよ!^^いっつもここ通りよるじゃろ?その度にこの街にも面白い人がおるね~と思って見よったんよ🎵」

「どう面白いんですか?^^^」

「あんたね、前世が女王様なんよ!」

「あら嬉しいー(棒)どこの国の女王様なんでしょうか?^^^」

「あのねっ、人間じゃないの↑↑すっご~~い♥✨」

「」

 

 

ここから生年月日と本名を聞かれました、この人は人相と生年月日からいろんなことを見れるらしいのです。
っていうか開始5分以内に人外宣言いただきました…毎回何なんでしょう、占い師ってやつはw💦
ともあれ面白いのでそのまま聞くことに。

 


「ちゃーんと前世を包んでうまい具合に化けとるな、と思いよったんよ!!」

「(包む…?)悪い女王様ですか?良い女王様ですか?」

「うちは人間じゃけよーわからん、けどええ子に座っとるお姫様じゃないね、いたずらばっかりしよったじゃろ!?そうやって男の魂も女の魂もあんたの腹ん中じゃ!!」

「さあ^^^どうでしょう^^(聞く限り悪い女王様に思えるけれど)」

 

 

そういうわけで女王様談義から世間話まで、何だか盛り上がってしまいました♪
料金を支払おうとしたところ「ええけ帰りんさい!私が勝手に呼び止めたんじゃけ、それよりこれからも大人しゅうしとりんさいね、あんた今は人間なんじゃけんね。」…とのこと。
楽しく不思議でよくわからない展開でしたが、これはもう40歳の時にも何かある、と思っていていいのかしら?(σ▽σ)
うーん、謎の体験でした…w